NFLが自前のストリーミングサービス「NFL+」を開発中

Yahoo Sports

NFLが自前のストリーミングサービスを開発中であることが明らかになった。

新サービス「NFL+」では、モバイル等での試合観戦に加え、ラジオ・ポッドキャストや各チームの独自コンテンツも視聴できるサービスになる予定。現時点での価格設定は月額5ドル程度だという。

リーグ担当者は「ここでのテーマは、今後数年間で、NFLがより大規模に消費者と直接つながる形をつくるということです」とコメントした。

これまでNFLは、Yahoo SportsやTwitterなどと短期的に業務提携を結び、モバイル上(携帯電話・タブレットなど)で試合配信を行ってきたが、現在はそういったパートナーがいない。

より持続的・安定的にモバイルでの試合配信サービスを提供する手段として、リーグ自らがプラットフォームを立ち上げるという結論に至ったようだ。

一方で、NFLは、モバイル上での試合配信を行うパートナーを探し、そこで良い契約を結ぶための手段としてNFL+開発を発表したと推測する関係者もいる。

いずれにしても、NFL+は未だ開発の初期段階で、オーナーからの承認を得るのは早くても5月以降になる見込み。今後の動向に注目が集まる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-plus-ott-streaming-service-ticketmaster-westwood-one/

グリーンベイ・パッカーズ、株式公開で6580万ドル調達

Getty Images

北米プロスポーツチームの多くは資産家やその一族によって所有されているが、グリーンベイ・パッカーズは異なる。

パッカーズは、北米メジャーリーグでは唯一、財務状況を開示し株式を売却することで資金を調達している。

そのパッカーズが2011年以来6回目となる株式公開で6580万ドル(約77億円)を調達した。

2021年11月16日に始まったこの株式公開では、1株が300ドルで取引され、20万株近くが売却された。

今回パッカーズは17万6160人の株主を新たに獲得し、合計株主数は53万7000人以上となった。

株式購入者の内訳は、地元ウィスコンシン州のファンが約17%、カリフォルニア州が8%、テキサス州とイリノイ州が各5%、フロリダ州が4%、ニューヨーク州が3%となっている。また、カナダからも約3500株の購入があった。

なお、今回の調達された資金はスタジアムの改修(新しい大型ビジョンの導入、コンコースの改良など)に充てられるという。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/green-bay-packers-stock-offering-shareholders-ownership/

NFL選手、NFL対象の賭けで出場停止

Photo source: CNN.com

今月7日、NFLはアトランタ・ファルコンズのカルビン・リドリーを少なくとも2022年いっぱい出場停止にすると発表した。

同選手は2021年11月、一身上の都合によりチームから離れていたが、その間にNFLの試合(ファルコンズの試合を含む)を対象にした賭けに参加しており、これがリーグ規則違反となった。

同時期にリドリーはNBA対象の賭けにも参加していたが、NFLは選手の他リーグへの賭けは認めており、こちらは処分の対象外であった。

なお、NFLによれば、リドリーが今回の賭けのためにチーム内の情報を活用したり、八百長を働きかけたりした形跡はなく、チームメイトやコーチも今回の賭けを認識していなかったという。

ちなみにNFLでは、2019年にも当時アリゾナ・カージナルスに所属していたジョシュ・ショーがNFL対象の賭けに参加して同様の処分を受けている。

参考文献:
https://www.espn.com/nfl/story/_/id/33446869/nfl-suspends-atlanta-falcons-wr-calvin-ridley-least-2022-season-betting-games
https://edition.cnn.com/2022/03/07/sport/calvin-ridley-suspended-gambling-spt/index.html

スポーツ界に広がるメタバース活用②NFLの事例

NFL

NFLとRoblox社は、2022年のスーパーボウルのわずか数日前に「NFLタイクーン」というメタバースのゲームを発表した。

(ちなみに「タイクーン(Tycoon)」は「大物・実力者」という意味で、日本語の「大君」が語源だそうです)

Robloxは主に子ども向けの仮想空間を運営しており、現在5000万人以上のアクティブユーザーを抱えている。

NFL以外にも、バルセロナが新ユニフォームの発表をRoblox上で行ったり、ナイキが「Nikeland」という専用のゲームエリアを立ち上げたりしている。

NFLタイクーンのプレイヤーは、Robloxが運営する仮想空間のなかで、バーチャルスタジアムの建設や、選手のカード収集・交換、他のプレイヤーとゲーム対決などができる。

さらに、NFLタイクーンは実世界と連動したイベントも開催される。

その第一弾は、スーパーボウルで放映されたテレビCMとタイアップした「デストラクション・ハウス」。

このCMのなかでNFL有名選手たちのアバターたちが家のなかで大暴れするが、デストラクション・ハウスでも同様にRobloxのプレイヤーたちが仮想空間で近所の家を破壊しまくる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-roblox-metaverse-video-game-super-bowl/

2022年スーパーボウルの広告効果

Photo by Rob Carr/Getty Images

Hive社とElevate Sports Ventures社が行った調査によれば、2022年のスーパーボウル中継で、NFLのスポンサーは合計75分以上の画面露出を獲得し、1億7000万ドル分の広告価値を得たという。

ちなみに前年度は、画面露出時間が104分、広告価値は1億6900万ドルであった。

そのなかでも、ユニフォームを提供するナイキのロゴが画面に映る時間は合計46分で、全スポンサーのなかで最多であった。

NFLのスポンサーではないが、試合が開催されたラムズの本拠地SoFiスタジアムの命名権を持つSoFi社は約1分間の画面露出(約350万ドルの広告価値に相当)があった。

この調査を行ったHive社は、AI技術を活用し、試合中継中に画面に映された企業ロゴを追跡する。

そして「露出時間150秒ごとにおおよそ30秒のCMに相当する価値がある」、「NBCは、30秒のCMに平均650万ドルを請求している」といった情報に基づき、広告価値を算出している。

なお、広告価値の計算には、露出時間だけでなく、画面に表示されるロゴの大きさや画質なども考慮されている。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/2022-super-bowl-partner-sponsors-media-value-nike-pepsi-bose/

NFL、ミュンヘンで公式戦開催へ

今シーズンのNFLはロサンゼルス・ラムズの優勝で幕を閉じた。

リーグはすでに来シーズンの予定を発表しており、そこで話題を呼んでいるのが初となるドイツでの公式戦開催だ。

NFLは昨今ヨーロッパ(特にドイツ)でのビジネス拡大に力を入れており、「インターナショナル・シリーズ」のドイツ国内での開催を検討していた

今回の発表によれば、2022年の試合はバイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナで開催され、2023年以降はミュンヘンとフランクフルトで開催される予定だという。

この機会にNFLはブンデスリーガのアイントラフト・フランクフルトやバイエルン・ミュンヘンと共に様々な取り組みを行い、地元都市との関わりを深めていく予定だ。

バイエルン・ミュンヘンはすでにSNSを通じてNFLとの関係を伝えている。

なお、2022年のNFLインターナショナル・シリーズはミュンヘンでの試合に加え、イギリスで3試合、メキシコで1試合の計5試合となる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-germany-games-munich-frankfurt-allianz-arena/
https://www.nfl.com/news/munich-to-host-first-ever-regular-season-nfl-game-in-germany-during-2022-season-

「ワシントン・コマンダース」新チーム名発表

Getty Images

ワシントンDCに本拠地を置くNFLチームが「コマンダース」に改名されることが決定した。

同チームは長らくワシントン・レッドスキンズと名乗っていたが、このチーム名・ロゴが先住民に対する偏見を助長しているという批判を受けて、2020年からは「ワシントン・フットボールチーム」という暫定的なチーム名を使用してきた。

2020年以来、チームはファン、選手、地域住民を巻き込んだブランド再構築を1年半に渡って行い「コマンダース」というチーム名での再出発を決定した。

現在コマンダースはチームOBによるグッズ配布など地元で積極的に新チーム名・ロゴのプロモーションを行っている。また、地元の各名所にもコマンダースのチーム名・ロゴが表示されている。

さらに、2月4日には本拠地フェデックス・フィールドでテイルゲーティングイベントを開催し、チームの映像や1992年のスーパーボウル優勝を描いた長編映画を上映する予定だ。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/washington-commanders-football-team-nfl-rebrand-dan-snyder-name-change/

2022年に始まるNFLの新国際戦略

NFLは、今年から「国際ホームマーケティングエリアプログラム」を開始する。

この新プログラムでは、参加希望チームに特定の国でマーケティング活動をする権利が与えられる。

具体的には、イベントの開催、小売店の開設、ユースプログラムの開発、地域のスポンサーシップ契約の販売、メディア権販売などが可能になる。

今回参加が認められたのは18チーム、対象となるのはメキシコやイギリスなど8カ国である。

最も多くのチームがマーケティング活動を展開するのはメキシコ、次いでイギリスで、NFLの推定ファン数が1900万人を超えるドイツも、高い関心を集めた。

この取り組みに関してNFLのクリストファー・ハルピン氏は以下のようにコメントしている。

「NFLファンは、NFLチームのファンから始まります。この重要な取り組みにより、各NFLチームは海外のNFLファンと有意義で直接的な関係を築くことができ、世界的なファンの増加と熱狂を促進することができるのです」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-international-marketing-media-rights-mexico-uk-germany-cowboys/

NFL、ドイツ興行の開催地候補3都市を発表

Photo Source: https://topbroadcasting.com/nfl-germany-dusseldorf-frankfurt-and-munich-named-as-three-finalist-cities-in-seek-for-host-accomplice/#

NFLは、2022年からドイツで開催される「インターナショナル・シリーズ」の候補都市をミュンヘン、フランクフルト、デュッセルドルフの3都市に絞ったことを明らかにした。

NFLによれば、ドイツには1900万人のNFLファンが存在し、その数は年々拡大している。

しかし、ドイツではこれまでNFLのレギュラーシーズンが開催されたことはなく、1994年にプレシーズンが開催されたのが最後となっている。

NFLのヨーロッパ・イギリス担当責任者であるブレット・ゴスパー氏は「ドイツのファンベースを拡大するためには、レギュラーシーズンの試合を開催することが非常に重要です。アメリカンフットボールへの盛り上がりを高め、ファンや地域社会とのつながりを深めることができるからです」とコメントしている。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-germany-international-series-games-munich-frankfurt-dusseldorf-hosting/

座席に飲食デリバリー

AP Photo/Susan Walsh

ワシントン・フットボール・チームは、フードデリバリーのGrubhubと業務提携を結び、飲食のデリバリーサービスを始めた。

試合観戦に訪れた観客は、座席から飲食を注文し、それを座席で受け取ることができるようになる。

なお、飲食の注文には、Grubhubのアプリか、座席裏にあるQRコードが活用される。

このサービスを導入したことで、同スタジアムにおける飲食の待ち時間が半減したという。

Grubhubは、サッカーのCONCACAFゴールドカップでも同様のサービスを提供しており、スポーツ組織との業務提携は、これが2つ目となる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/washington-football-team-nfl-grubhub-fedex-field-denver-broncos-mattress-firm/?blocktaxonomy=news