
Fanaticsの子会社であるFanatics Collectiblesは、カレッジスポーツのトレーディングカードを販売することを明らかにした。
この新商品には、現役の学生アスリートおよびNFL、NBA、MLBに進んだ卒業生が起用され、通常のカードとバーチャルカードの二分野で販売されるという。
Fanaticsは、2022年1月に業界大手のToppsを買収し、トレーディングカード業界に本格参入した。
Fanaticsは現在、35校以上の大学と独占権利契約を締結しており、各校選手の名前や肖像権を用いたトレーディングカードの制作を許可されている。
これに2023年以降に有効になる非独占の契約を合わせれば、Fanaticsのトレーディングカードビジネスは全米100校以上を網羅することになる。
こうした広範囲に及ぶ権利とTopps買収によって得られたトレーディングカード制作・販売のノウハウを活用し、Fanaticsは「カレッジスポーツのトレーディングカード」という領域を開拓していく。
この新事業に関して、Toppsの副社長兼GMのデイブ・レイナー氏は「現役の学生アスリートの名前・肖像権が活用され、公式にライセンスされたトレーディングカードのコレクションは、これが初めてとなります」と説明している。
参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/fanatics-topps-college-trading-cards-ncaa-nil-licensing/