
全米クリケット協会は、壮大な計画を明らかにした。
計画の長期的な目標は、2030年までに国際クリケット評議会(ICC)の正式メンバーになること。
ICCの正式メンバーになると、同団体が主催する「One-Day International」や「Twenty20 International」といった大会に予選なしで参加することができる。
加えて、評議会からの補助金、投票権、そして世界のトップチームと試合を組む機会なども与えられる。
正式メンバーになるための条件は「クリケットワールドカップに最低3回参加すること」、「ICCが主催する大会でICC正式メンバーの国に勝つこと」、そして「正式メンバーの国にさらに4回勝つこと」が含まれる。
それらに加え、U19代表チームや女子代表に関する条件も細かく設定されている。
現在まで、アメリカ代表はICCの開催する大会に一度しか参加することができていない。正式メンバーへの道は険しい。
この目標を達成するために全米クリケット協会が発表した戦略は以下の通り。
この目標を達成するために全米クリケット協会が発表した戦略は以下の通り。
1. 国際クリケット大会をアメリカに誘致し、クリケット人気および競技力の向上を図る。
2. 2022年にT20 Major League Cricketという国内リーグを立ち上げる。
3. 2028年に開催されるロサンゼルス五輪の正式種目にクリケットを加えてもらえるよう、ロビー活動を行う。
4. 国際基準のクリケットスタジアムを新たに5つ建設する。
全米クリケット協会のイアイン・ヒギンス氏は「我々の目指すところは非常に高いと思います。しかしこれはアメリカにおけるクリケットのポテンシャルが非常に大きいからなのです」と語る。
参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/usa-cricket-icc-full-member-status-t20-league-la-2028-olympics