NHL「ユース・アドバイザリー・ボード」を募集中

NHLは、アメリカ・カナダに住む13歳から17歳の少年少女から「ユース・アドバイザリー・ボード」のメンバーを募集すると発表した。

20人の少年少女がメンバーに選ばれ、リーグの改善点を一年間に渡って議論する。

会議は複数回開かれる予定で、議論する内容もルール、マーケティング、地域貢献活動、イベント、SNSなど多岐に及ぶ。

これは昨年から始まった「NHL Power Players」というプロジェクトで、17歳以下のファン層を拡大することを目的としている。

2019年にShelf社が行った調査によれば、NHLは北米プロリーグでも特に「ミレニアム世代(80年代前半から90年代後半生まれ)」のファンが多く、ファン全体の3分の1は18歳から38歳であった。

NHL Power Playersは、この下の世代のファンを育てる試みなのである。

NHLマーケティング担当のヘイディ・ブローニング氏は「昨年のNHL Power Playersは成功でした。若いホッケーファンをNHLに惹きつけるため、このプログラムが2年目を迎えることができ、大変うれしく思います」とコメントした。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nhl-power-players-young-fans-marketing-social-content
https://www.nhl.com/news/nhl-accepting-applications-for-power-players-youth-advisory-board/c-318746334

スポーツファンの半数、違法ストリーミングを利用と回答

ロンドンの調査会社Ampere Analysisが、世界10か国に住む6000人のスポーツファンを対象に、ストリーミング(ネット中継)サービスに関する調査を行った。
*調査対象となった10か国は、アメリカ、イギリス、イタリア、インド、エジプト、サウジアラビア、ドイツ、ブラジル、マレーシア、ヨルダン。

以下は調査結果の要約である。
・回答者の89%は、テレビの有料放送もしくはストリーミングサービスに加入している。
・回答者の44%は、正規のストリーミングサービスを毎週利用している。
・回答者の51%は、違法ストリーミングサービスをほぼ毎月利用している。
・回答者の16%は、違法ストリーミングサービスを一度も利用したことがない。
・「違法ストリーミングサービスを利用している」と回答した人の29%は、そのサービスを利用するために料金を支払ったという。
・「違法ストリーミングサービスを利用している」と回答した人の31%は、居住地区で目当てのスポーツイベントが見られないのが主な理由と回答した。

今回の調査を依頼したSynamedia社のサイモン・ブライドン氏は「2020年、世界中のテレビ放映権料は合計500億ドルに達しました。この収益を守り、スポーツ中継を維持するためには、拡大する違法サイトという現象を深く理解することが必要になります」と言う。

「今回の調査はその第一歩としてファンが違法サイトを利用する動機を探りました。これを基に、どのように違法サイトに対処するべきかを精査していくことになります」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/live-sport-piracy-service-pay-tv-ott-platform-subscription-study

コロナウイルス収束後の消費行動:調査結果

シカゴの調査会社Navigate Researchは、4月末から5月初めにかけて、ネット調査を行った。

調査内容は、コロナウイルス収束前後で消費行動がどのように変わるか。アメリカ在住の2000人が回答した。

添付表に結果の一部をまとめた。

これは「コロナウイルス発生前と比べ、収束後に以下のことをする頻度はどうなると思いますか」という質問に対する回答で、選択肢は「頻度は増える」「変わらない」「頻度は減る」の3つだった。

たとえば、「テレビでスポーツを見る」という行動に対して「増える」と答えた人は「減る」と答えた人よりも20%多く、「スポーツ観戦に行く」という行動に対しては「減る」と答えた人のほうが18%多かった。

一方で、スポーツファンの81%はコロナウイルスのワクチンができていなくても試合観戦に戻る意思を示したという。

また、「何か月先なら試合観戦に行こうと思いますか」という質問に対しては、リーグ毎に違いが出た。

最も早いものはeスポーツで5.2か月後、次いでMLSが5.5か月後。最も遅いものはNBAで6.9か月後だった。観戦者数、ファンの熱狂度、施設(屋内か屋外か)などが影響したと思われる。

Navigate ResearchのCEO、AJマエスタス氏は「ファンは、ワクチンができる前から観戦に戻るつもりでいます。ただし、イベントが再開してから最低でも6か月くらいは様子を見たいようです」と言う。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2020/05/25/Ratings-and-Research/Fan-comeback.aspx