
5月12日、ワールドラグビーは、今後開催される国際大会の開催地を次々に発表した。その内容は以下の通り。
・2025年女子ワールドカップ:イングランド
・2027年男子ワールドカップ:オーストラリア
・2029年女子ワールドカップ:オーストラリア
・2031年男子ワールドカップ:アメリカ
・2033年女子ワールドカップ:アメリカ
注目は初めてのアメリカ開催となる2031年・2033年ワールドカップ。
アメリカでは、2010年代に複数のラグビーリーグが発足しては解散するという動きがあり、なかなか継続的にラグビーを見る機会が提供されなかった。
そんな中、2017年に創設されたメジャーリーグラグビー(MLR)は解散することなく、チーム数やファンを拡大している。
アメリカでのワールドカップ開催は、国内ラグビー人気をさらに高める絶好の機会である。
USAラグビー最高責任者のロス・ヤング氏は「我々は、これから新しい時代に突入します。ラグビー界で最も貴重なイベントを十分に生かし、ラグビーに対する持続的な熱意と情熱をアメリカ各地で生み出していきます」とコメントした。