アレックス・ロドリゲス氏、ティンバーウルブスを買収へ

Photo Source: USA TODAY Sports

元MLB選手のアレックス・ロドリゲス氏が、元ウォルマート幹部のマーク・ローリー氏と共同でミネソタ・ティンバーウルブスの買収に動いていることが明らかになった。

The Athleticの報道によれば、今回の買収はティンバーウルブス(NBA)とリンクス(WNBA)の両チームが対象となり、買収額は15億ドルほどになる見通しだという。

現オーナーのグレン・テイラー氏は1994年に8800万ドルでティンバーウルブスを買収しており、ロドリゲス氏への売却が成立すれば、大きな利益を手にすることになる。

ロドリゲス氏とローリー氏は、現在30日間の最終交渉に臨んでおり、近く最終的な決定が発表される。

ロドリゲス氏と言えば、昨年ニューヨーク・メッツの買収に動いたが最終的には諦めている。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/minnesota-timberwolves-sale-alex-rodriguez-marc-lore-glen-taylor

誕生日プロモーション

ミネソタ・ティンバーウルブスは、「Birthday Club」という新たなファンクラブを立ち上げた。

これに登録できるのは本拠地Target Centerの半径150マイル以内に住んでいるファンのみ。登録には、本名、住所、メールアドレス、生年月日が必要になる。

登録者にメリットが生じるのは、その人の誕生日。無料チケット2枚とチームグッズ25%オフ券が手に入る。

無料チケットの有効期限は誕生日の月とその次の月いっぱい。オフシーズン中に誕生日を迎えるファンは、翌シーズンの10-12月の間に観戦できる。なお、チケットの転売は禁止されている。

これまでもファンの誕生日に関連したプロモーション(チケットやグッズの値下げ等)は数々あったが、このように無料チケットを配布したNBAチームは過去にいなかったという。

ティンバーウルブスは、昨シーズン、平均観客数が1万5306人にとどまり(NBAの30チーム中28位)、観客数増加が課題となっている。

同チームのMike Grahl氏は「一番の目的は、多くの方々にアリーナに足を運んでもらい、ウルブスのバスケを体感してもらうことです」と言う。「一方で、ビジネス的には、顧客データを獲得し、ファンを理解し、愛着を強めてもらうことも重要です」。

これまでに約2万人がBirthday Clubに登録しているという。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/09/16/Franchises/TWolves.aspx
https://www.nba.com/timberwolves/birthday

ミネソタ・ティンバーウルブスの新たな給与制度

ミネソタ・ティンバーウルブスは、今年からチケットセールスの給与制度を変更する。

チケットセールスは、電話やメールなどを使って試合のチケットを販売する仕事で、北米プロスポーツチームで働く多くの人が最初に経験する仕事である。

マーケティングやスポンサーシップ関連の仕事をしたいと思っても、まずはチケットセールスで結果を残さないといけない、というケースも多い。

このチケットセールスの給与は、新人の場合で、年収30,000ドル(約320万円)に満たないことが一般的である。

ところが、ティンバーウルブスが今年10月に採用する新制度では、チケットセールスの基本給は従来の25,000ドル(約260万円)から35,000ドル(約370万円)に引き上げられる。

さらに、販売したチケット売り上げの3%がこの基本給に追加される。特に優秀なスタッフにはボーナスも与えられる。

また、ここで一定の実績を残すと、「Account Executive(基本給45,000ドル)」、「Senior Account Executive(基本給55,000ドル)」、そして「Account Manager(基本給65,000ドル)」へとキャリアを積むこともできる。

この新給与制度を導入することによってチームの人経費は大きくなるが、才能ある人材を確保するためには必要であるとチームは考えている。

スポーツ業界では、セールススタッフが一人前になるのは3年目からだという見方があるが、このポジションは離職率が非常に高く、3年以上同じチームで働くセールススタッフは少ない。

したがって、才能あるスタッフをキープすることができれば、それは組織にとって有益なのである。

ティンバーウルブスのJake Vernon氏は「給与制度と労働環境の見直しは、今日の労働者が求めているものに基づいています。この新制度が、才能あるスタッフを雇い、キープし、そしてセールス目標を達成するために役立つことは間違いありません」と話す。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/07/08/Opinion/Sutton.aspx

NBAのユニフォームスポンサー③ 初年度は17チームが契約

NBA30チームの中で最初にユニフォームスポンサーシップの契約を結んだのは、フィラデルフィア・セブンティシクサーズであった。

2016年5月、セブンティシクサーズはStubHubと3年推定1500万ドルの契約を発表。これに際してStubHub社長のScott Cutler氏は以下のように述べた。 「StubHubとセブンティシクサーズはエンターテインメント界のイノベーターとしてビジョンを共有している。この度の契約は、我々が新たな扉を開け、スポーツ界を前進させる存在であり続けることをよく表している」。

これに続いたのが、サクラメント・キングス。地元サクラメントの食品会社Blue Diamondと3年1500万ドルの契約を結んだ。同社は世界に流通するアーモンドの80%を生産している。Blue Diamondのロゴはユニフォームだけでなく本拠地のコートにもつけられる。また、同社の販売するアーモンド食品はコンセッションで販売されるという。

当初は営業が難航したユニフォームスポンサーシップであったが、最終的には17チームが契約を取り付けて2017-18年シーズンを迎えた。これらの契約の平均金額は1年930万ドル。最高額はゴールデンステート・ウォリアーズが楽天と結んだ契約で3年6000万ドル(1年2000万ドル)であった。

今回のスポンサーシップ営業では、ウォリアーズの他にも複数のチームが海外企業との契約を検討した。実際、いくつかのチームは、アメリカ国外の代理店に市場調査を依頼したという。

ミネソタ・ティンバーウルブスのChris Wright氏は、2016年に行われたシンポジウムで「ティンバーウルブスが中国企業と契約を結んでも驚かないでください」と語っていた。

参考文献:
https://www.usatoday.com/story/sports/nba/sixers/2016/05/16/philadelphia-76ers-stubhub-jersey-sponsor/84434004/
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2016/10/10/Marketing-and-Sponsorship/Kings-Blue-Diamond.aspx
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2017/10/16/In-Depth/Jersey-patches.aspx
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2016/09/26/Marketing-and-Sponsorship/NBA-jersey-patches.aspx