
World Boxing Super Series(WBSS)が女子トーナメントを開催することを発表した。
2017年に始まったWBSSは、特定の階級に属するトップボクサー8人がトーナメント形式で戦う大会で、「ボクシングのワールドカップ」とも呼ばれる。
第1回大会(2017-18年)はクルーザー級とスーパーミドル級が、第2回大会(2018-19年)はスーパーライト級、バンタム級、そしてクルーザー級が対象になった。
バンタム級トーナメントで井上尚弥選手が優勝したことはまだ記憶に新しい。
そして今回、第3回大会が女子のスーパーフェザー級トーナメントとなることが明らかにされた。
発表に際して、WBSS最高責任者のアンドレアス・ベンツ氏は以下のように語った。
「前回、前々回大会では、男子ボクシングで最高のトーナメントを開催しました。しかし我々が常々抱いていた夢は、男子ボクシングで最高のトーナメントを開催するだけでなく、女子ボクシングにもふさわしい舞台を用意して、素晴らしい選手たちをサポートすることでした。今こそ、それを実現するときです」
「この大会は、単に女子ボクシング最高峰の大会というだけではありません。草の根・エリートの両方のレベルにおいて女子ボクシングが広まっていくように、戦略的に支援していくつもりです。才能溢れる選手や注目を集める選手が育っていき、将来の世代にもいい影響が生まれるような環境を開発する計画です」