コロナ禍のスタジアム活用法①テキサス・レンジャーズの例

テキサス・レンジャーズは、新スタジアム「グローブライフ・フィールド(Globe Life Field)」をオープンする予定であったが、シーズン開幕戦は先延ばしになっている。

そんな中、同スタジアムは、この時期だからこそできる企画のために活用されている。

たとえば、6月4~7日、「Concert in Your Car」というイベントが開催された。

このイベントでは、屋外の特設ステージでアーティストがコンサートを行うのだが、観客はこれを駐車した車の中から楽しむルールになっている。同スタジアムの広大な駐車場を有効活用した企画だ。

コンサートの様子は巨大スクリーンに映し出され、音声はFMラジオを通じて聞くことができる。

チケットは、車一台あたり40ドル。80ドルのVIPチケットもあり、これを購入すると最前列を確保できる。また、差額40ドルの一部はレンジャーズが運営する基金に寄付され、コロナウイルスの影響を受けた人々の救援に使われるという。

チケットは、レンジャーズがイベント開催を発表した5月15日に即日完売した。

レンジャーズのショーン・デッカー氏は「私たちは、この未曾有の事態でも、ファンを受け入れ、安全にエンターテインメントを提供したいと考えています。そのためにこの施設を有効活用でき、大変嬉しく思っています」と言う。

また、今月から来月にかけて、49校もの高校の卒業式がグローブライフ・フィールドで開催される予定である。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2020/06/08/Facilities/New-ballparks.aspx

レンジャーズ新スタジアムほぼ完成

テキサス・レンジャーズは、今シーズンから使用する新スタジアム「グローブ・ライフ・フィールド」の建設が93%完了したと発表した。

昨年12月には屋根部分でボヤ騒ぎもあったが、3月23日のホーム開幕戦に間に合うめどがついた。

ここまで3万人分の座席設置が完了し、ビデオボードや照明のテストも今月中に完了する。

残っている作業としては、スイートルームに大量の家具を搬入すること。そして一番の大仕事が、フィールドに芝を敷くことだ。

新スタジアムのフィールドには特殊な素材の人工芝が使用されるが、その整備がまだ残っている。

ちなみに、同スタジアムのデザインを担当したHKS社は、日本ハムファイターズの新スタジアムの設計・施工も行っている。

参考文献:
https://www.star-telegram.com/sports/mlb/texas-rangers/article240000728.html
https://www.usatoday.com/story/sports/mlb/rangers/2019/12/14/texas-rangers-new-stadium-globe-life-field-roof-catches-fire/2651491001/