デレク・ジーター氏インタビュー②「世界中の人々にアスリートの声を届ける」

Source: The Players’ Tribune

Q. The Players’ Tribune(TPT)は日本でも受け入れられると思いますか?

A. 私は、現役時代、ロッカールームや遠征先で話をするたび、アスリートがいかに素晴らしい語り手であるかを知りました。これが2014年にTPTを始めた理由です。

しかし、「語り手としてのアスリート」を見る機会はあまりありません。そういった場がそもそもなかったんですね。

アスリートのパフォーマンスや言動を淡々と伝えるのではなく、まるでそのアスリートの人生を覗き見るかのような体験を読み手に提供する。それが、我々のやりたいことであり、それをこれまで達成してきたと自負しています。

これまで頂いたフィードバックからも、アスリートの物語があらゆる読み手の心に響いていることがわかります。日本でも同様の反響が得られるといいですね。

Q. 日本以外に、今後進出を考えている国はありますか?

A. 世界中の人々にアスリートの声を届けることがTPTの目的ですので、新しい市場に進出するということは常に念頭に置いています。

たとえば、ポルトガル語、イタリア語、中国語などの記事を定期的に発表しています。


なお、TPTはすでに角田裕樹選手(F1)の記事を発表しており、今後は岩渕真奈選手(サッカー)や渡邊雄太選手(バスケットボール)などを取り上げる予定だという。

参考文献:
https://www.theplayerstribune.com/jp/posts/yuki-tsunoda-formula-one-racing
https://www.sportspromedia.com/interviews/derek-jeter-the-players-tribune-japan-2021-launch

デレク・ジーター氏インタビュー①「日本は世界で3番目に大きなスポーツ市場」

Source: The Players’ Tribune

ニューヨーク・ヤンキースで20年間プレーし、現在はマイアミ・マーリンズのオーナーでもあるデレク・ジーター氏がSportsPro Mediaのインタビューに応じた。

インタビューの中でジーター氏は、自身が運営するメディア「The Players’ Tribune(TPT)」の日本進出について語った。

本ページでは、その内容を数回に分けて紹介する。

Q. TPTの日本進出の経緯について教えてください。

A. 日本は世界で三番目に大きなスポーツ市場です。スポーツコンテンツに対する需要も大きいはずです。

加えて、日本は世界でもトップクラスのアスリートを輩出しています。しかし、日本のトップアスリートがファンに直接、自由に、そして正直に話す場というのがないように見えました。

TPTというメディアを世界的に展開していくというのは、設立当初からの目標でもありました。

Q. TPTは日本のメディア界においてどのような立ち位置につくと思いますか?

A. TPTは、「アスリートが自らストーリーを語る」というメディアとして今までに類を見ないものになります。

ジャーナリストやリポーターがスポーツ業界に欠かせない存在であることは承知していますし、私自身、大きな敬意を持っています。

一方で、我々は日本のメディア界に新たな風を吹き込み、日本のアスリートに彼ら彼女らの持つユニークな物語を共有する場・ファンとより強くつながる場を提供できると信じています。

つづく。

The Players’ Tribuneはこちらから:https://www.theplayerstribune.com/jp/posts/derek-jeter-baseball-dear-japan

参考文献:
https://www.espn.com/new-york/mlb/story/_/id/11621489/derek-jeter-launches-website-connect-athletes-fans
https://www.sportspromedia.com/interviews/derek-jeter-the-players-tribune-japan-2021-launch

Spotify、スポーツコンテンツを拡大中

今月、音楽配信サービスのSpotifyは「Daily Sports」という新しいプレーリストの配信を始めた。

これは、一般的な楽曲に加えてスポーツの解説・論評を組み合わせたプレーリストである。

Spotifyは、5000万を超える楽曲の中から、ユーザーの好きなアーティストやジャンル、あるいはその時の気分などに基づいて選曲・配信するサービスで、世界中に3億人近いユーザーを持つ。

2008年のサービス開始以来、急成長を続けてきたSpotifyがさらなる成長の可能性として捉えているのがスポーツコンテンツである。

昨年、SpotifyはFacebookでスポーツメディア関係の仕事に携わってきたエイミー・ハドソン氏を雇い、スポーツ系ポッドキャストや番組(ESPN DailyやThe Leadなど)をSpotifyのコンテンツとして配信している。

さらにSpotifyは今年、アメリカに拠点を置くスポーツ系ポッドキャストのRingerを買収し、Spotifyでしか聞けないポッドキャストの制作も始めている。

Ringerの買収に際して、SpotifyのCEOであるダニエル・エク氏は、スポーツファンの強い関心や忠誠心が買収の決め手だと語った。

スポーツはSpotifyをどのように変えるのか。また、Spotifyはスポーツメディア界にどのような影響を与えるのか。今後の動向に注目である。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/spotify-daily-sports-podcast-playlist-the-ringer