アメリカ、ラグビーW杯招致へ

写真:AFP/アフロ

米国ラグビー協会は、2027年または2031年に開催されるラグビーワールドカップの招致活動を正式に開始した。

実現すれば、アメリカ大陸(北米・南米)で初めての開催となる。

現時点でロサンゼルス、ラスベガス、シカゴ、ニューヨークなどの都市が開催に関心を示しており、試合の一部はNFLのスタジアムで行われる予定だ。

招致委員長のジム・ブラウン氏は次のようにコメントしている。

「アメリカの地でワールドカップを開催するという私たちのビジョンを紹介する、誇らしい瞬間です」

「私たちは、この招致活動に自信を持っています。関係者のサポート、開催に関心を示す都市、メガスポーツイベントを開催できる世界トップクラスのインフラ、そしてアメリカのスポーツファン人口。ラグビーをアメリカ国内そして世界中でより大きくする絶好の機会です」。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/categories/major-events-sustainability/usa-launches-official-bid-host-2027-2031-rugby-world-cup/

NFL、ドイツ興行の開催地候補3都市を発表

Photo Source: https://topbroadcasting.com/nfl-germany-dusseldorf-frankfurt-and-munich-named-as-three-finalist-cities-in-seek-for-host-accomplice/#

NFLは、2022年からドイツで開催される「インターナショナル・シリーズ」の候補都市をミュンヘン、フランクフルト、デュッセルドルフの3都市に絞ったことを明らかにした。

NFLによれば、ドイツには1900万人のNFLファンが存在し、その数は年々拡大している。

しかし、ドイツではこれまでNFLのレギュラーシーズンが開催されたことはなく、1994年にプレシーズンが開催されたのが最後となっている。

NFLのヨーロッパ・イギリス担当責任者であるブレット・ゴスパー氏は「ドイツのファンベースを拡大するためには、レギュラーシーズンの試合を開催することが非常に重要です。アメリカンフットボールへの盛り上がりを高め、ファンや地域社会とのつながりを深めることができるからです」とコメントしている。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-germany-international-series-games-munich-frankfurt-dusseldorf-hosting/

座席に飲食デリバリー

AP Photo/Susan Walsh

ワシントン・フットボール・チームは、フードデリバリーのGrubhubと業務提携を結び、飲食のデリバリーサービスを始めた。

試合観戦に訪れた観客は、座席から飲食を注文し、それを座席で受け取ることができるようになる。

なお、飲食の注文には、Grubhubのアプリか、座席裏にあるQRコードが活用される。

このサービスを導入したことで、同スタジアムにおける飲食の待ち時間が半減したという。

Grubhubは、サッカーのCONCACAFゴールドカップでも同様のサービスを提供しており、スポーツ組織との業務提携は、これが2つ目となる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/washington-football-team-nfl-grubhub-fedex-field-denver-broncos-mattress-firm/?blocktaxonomy=news

トライアスロンの新世界大会「コリンズカップ」②

今週、PTOはZwiftとの業務提携を発表した。

Zwiftは、バーチャルトレーニングサービスを提供する企業。

たとえば、自宅でランニングマシーンやフィットネスバイクを使用する際に同社のサービスを使うと、別の空間を走っているような感覚が得られる。

Zwiftは、コリンズカップの公式パートナーとして、大会前4週間に渡ってユニークなキャンペーンを展開する。

このキャンペーンでは、コリンズカップの参加チーム(アメリカ代表、ヨーロッパ代表、世界代表)が大会前4週間にZwiftを使って走った距離を競い、優勝チームは最初のレースの対戦相手を選ぶ権利を獲得する。

前回の投稿で解説した通り、コリンズカップは3チームから1人ずつ、3人が一つのレースを競う。これを12レース繰り返し、レース毎に与えられた得点の合計で優勝チームが決まる。

つまり、優勝の鍵となるのは「誰と誰を同じレースに当てるか」という戦略と駆け引きなのである。

そしてZwiftによるキャンペーンは各チームに大会を有利に始める機会を与える。言うなれば、大会前から勝負が始まるのである。

Zwiftの担当者によれば、コリンズカップの出場者の多くがZwiftユーザーであり、今回の契約は同社の認知度や愛着をさらに強化するために絶好の機会だと考えられる。

参考文献:
https://www.zwift.com/
https://www.sportspromedia.com/news/collins-cup-zwift-professional-triathletes-organisation

トライアスロンの新世界大会「コリンズカップ」①

今月28日、Professional Triathlon Organization(PTO)は、スロバキアで「コリンズカップ」を初めて開催する。

コリンズカップは、世界のトップトライアスロン選手によるチーム戦。

「アメリカ代表」、「ヨーロッパ代表」、「世界代表」の3チームがそれぞれ12人(男女6人ずつ)の選手を選抜する。

大会は3チームの直接対決方式。各チームを代表する選手が1人ずつ、計3人の選手がレースを行う。

各レースの順位やタイムでチームに得点が与えられ、全12レースが終わった時点の総得点で優勝チームが決まる。

優勝賞金は150万ドル(約1億6300万円)。これはトライアスロンの大会として最大の額である。

コリンズカップは、複数の国で放映が予定されており、日本ではフジテレビが放映権を獲得している。

つづく。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/collins-cup-zwift-professional-triathletes-organisation
https://thecollinscup.protriathletes.org/

Rugby Europe、ラグビー新興国を対象としたクラブ大会を創設

Photo Source: Rugby Europe

Rugby EuropeとWorld Rugbyは、ヨーロッパのラグビー新興国を対象とした初のクラブ大会「ラグビー・ヨーロッパ・スーパー・カップ(Rugby Europe Super Cup)」を開催する。

今年9月に始まる同大会には、以下の8クラブが参加する。

【イースタン・カンファレンス】
・ブラック・ライオンズ(ジョージア)
・テルアビブ・ヒート(イスラエル)
・エニセイSTM(ロシア)
・ロコモティフ・ペンザ(ロシア)

【ウエスタン・カンファレンス】
・ブリュッセル・デビルズ(ベルギー)
・デルタ(オランダ)
・ルシタノス(ポルトガル)
・カスティーリャ・イ・レオン・イベリア(スペイン)

第一ステージ(9~12月)では、各チームがホーム&アウェイ形式で対戦し、各カンファレンスの上位2チームが準決勝(4月)、決勝(5月)に臨む。

新大会創設の背景についてWorld Rugbyのビル・ボーモント会長は「ラグビーに関して大きな関心と可能性を秘めたヨーロッパの国々にとって、この大会はとても大きな成長の機会となるでしょう」と説明した。

また同氏は「重要なことは、この大会が参加国の国内試合と国際試合の格差を埋めるということです。そしてこれは、『国際試合の全体的な競争力を高めたい』という我々の願いを反映しています」とも述べた。

なお、大会の放映権やスポンサーシップの営業は主催者のRugby Europeが担当する。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/rugby-europe-super-cup-new-club-competition-emerging-unions

WBSS、女子トーナメントを開催

World Boxing Super Series(WBSS)が女子トーナメントを開催することを発表した。

2017年に始まったWBSSは、特定の階級に属するトップボクサー8人がトーナメント形式で戦う大会で、「ボクシングのワールドカップ」とも呼ばれる。

第1回大会(2017-18年)はクルーザー級とスーパーミドル級が、第2回大会(2018-19年)はスーパーライト級、バンタム級、そしてクルーザー級が対象になった。

バンタム級トーナメントで井上尚弥選手が優勝したことはまだ記憶に新しい。

そして今回、第3回大会が女子のスーパーフェザー級トーナメントとなることが明らかにされた。

発表に際して、WBSS最高責任者のアンドレアス・ベンツ氏は以下のように語った。

「前回、前々回大会では、男子ボクシングで最高のトーナメントを開催しました。しかし我々が常々抱いていた夢は、男子ボクシングで最高のトーナメントを開催するだけでなく、女子ボクシングにもふさわしい舞台を用意して、素晴らしい選手たちをサポートすることでした。今こそ、それを実現するときです」

「この大会は、単に女子ボクシング最高峰の大会というだけではありません。草の根・エリートの両方のレベルにおいて女子ボクシングが広まっていくように、戦略的に支援していくつもりです。才能溢れる選手や注目を集める選手が育っていき、将来の世代にもいい影響が生まれるような環境を開発する計画です」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/world-boxing-super-series-womens-tournament-season-three-kalle-sauerland

Triller、会員制サービスを創設

先週の投稿で、TrillerがBig3のネット放映権を獲得したことについて触れた。

そこで解説した通り、Trillerはここ数年スポーツ(特にボクシング)のネット中継に力を入れており、Big3との契約は同社のコンテンツ拡充を意味する。

そのTrillerが「TrillerPass」という会員制のイベント観戦サービスを販売することを発表した。

会費は年間約300ドル(もしくは月額約30ドル)。会員はTrillerが主催する各種イベント(音楽、ファッション、スポーツ)およびイベント前日のコンサート、イベント前のディナー、そしてイベント後のパーティにVIPとして招待される。

対象となるスポーツイベントは、ティオフィモ・ロペス対ジョージ・カンボソスを始めとするボクシングの試合、そしてBig3の試合が主になる。

他にも、Trillerが過去に開催したイベント(マイクタイソン対ロイ・ジョーンズ等)の映像を楽しむこともできる。

Trillerのマヒ・デ・シルバ氏は「TrillerPassはNetflixのライブイベント版のようなイメージです。それも最もエキサイティングなイベントを、非常に魅力的な価格帯で楽しむことができるのです」と説明した。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/triller-pass-live-event-subscription-service-fight-club-boxing-ppv

NFL、ドイツでの興行を模索中

NFLが公式戦を開催する都市をドイツで探していることが明らかになった。

NFLは2007年以来ロンドンで28試合を開催しており、今年も10月に2試合を予定している。

今回の発表は、NFLがヨーロッパのファンベースをイギリス国外にも拡大していくという意欲を感じさせる。

NFLによれば、ドイツ国内のNFL中継の視聴者は2017年から20%増加しており、スーパーボウルは数百万人の視聴者を惹きつけている。

さらに、NFLショップの売上やMadden NFLの売上も好調で、アメリカ・カナダを除けば世界一。これがドイツでの興行を目指す理由だ。

NFL担当者のブレット・ゴスパー氏は、以下のように語る。

「NFLの国際シリーズはイギリス国内で注目のスポーツイベントとなっており、ドイツからも多くのファンが観戦に訪れています」

「NFL公式戦を何百万人ものドイツのファンにお届けするためには、好ましい開催都市を特定することが重要なステップとなります」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-regular-season-games-germany-partner-city-international-series

レッズ、「ワクチン割引チケット」を販売

Source: MLB.com

シンシナティ・レッズは、コロナウイルスのワクチンを接種した人を対象にした割引チケットを販売する。

アメリカのスポーツチームがこのような割引キャンペーンを実施するのは初めてだ。

詳細は以下の通り。
・キャンペーンは4~5月に実施。
・月~木曜日の試合が対象。
・最低一回のワクチン接種を証明するワクチンカードを提示することが条件。
・割引価格はチケット1枚10ドル。
・一つのワクチンカードで、チケット最大6枚まで購入可能。

シンシナティのあるオハイオ州では、全体のおよそ33%がワクチンを接種している(4月8日現在)。

レッズの割引チケットキャンペーンは、ワクチン接種率の向上に貢献するだろうか。注目である。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/cincinnati-reds-discounted-tickets-covid-19-vaccinated-fans-mlb