レッズ、「ワクチン割引チケット」を販売

Source: MLB.com

シンシナティ・レッズは、コロナウイルスのワクチンを接種した人を対象にした割引チケットを販売する。

アメリカのスポーツチームがこのような割引キャンペーンを実施するのは初めてだ。

詳細は以下の通り。
・キャンペーンは4~5月に実施。
・月~木曜日の試合が対象。
・最低一回のワクチン接種を証明するワクチンカードを提示することが条件。
・割引価格はチケット1枚10ドル。
・一つのワクチンカードで、チケット最大6枚まで購入可能。

シンシナティのあるオハイオ州では、全体のおよそ33%がワクチンを接種している(4月8日現在)。

レッズの割引チケットキャンペーンは、ワクチン接種率の向上に貢献するだろうか。注目である。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/cincinnati-reds-discounted-tickets-covid-19-vaccinated-fans-mlb

2023年FIFA女子ワールドカップのスタジアム発表

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FIFAは、2023年に開催される女子ワールドカップで使用されるスタジアムを発表した。オーストラリア・ニュージーランドの全9都市、10スタジアムが舞台となる。

女子ワールドカップが複数国による共催となるのも、参加チームが32か国になるのも、今回が初である。

開幕戦はオークランドのエデン・パーク、決勝戦はシドニーのスタジアム・オーストラリアで行われる。

2019年にフランスで行われた前回大会では、アメリカ代表チームを中心に「Equal Pay」運動が注目を集めた。

FIFA会長のジャンニ・インファンティーノ氏は「2019年フランス大会は、ピッチ内外で大きな成功を収めました。2023年大会は世界最高峰の選手たちを見せるだけでなく、人々を一つにし、勇気を与え、人生を変える機会を与えます。そしてオーストラリア・ニュージーランドはもとより、世界中の女子サッカーに持続的なレガシーを残すでしょう」とコメントした。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/fifa-2023-womens-world-cup-host-cities-stadiums

Comcast、ロサンゼルス五輪のFounding Partnerに

今週、大手メディアのComcastがロサンゼルス五輪(2028年開催予定)のFounding Partnerとなることが発表された。

Founding Partnerは同大会スポンサーの最高位で、スポンサー料は高額だが、その分得られる特典も充実している。

たとえば、一般的な大会スポンサーとしての特典だけでなく、大会中継中のCMスポットも優先的に確保できる。

ちなみに、Founding Partner第一号はデルタ航空で、2020年3月に推定総額4億ドル(約436億円)の契約を結んでいる。

Comcastは、子会社のNBCがすでに同大会の放映権を保有しているが、今回の契約ではインターネットや映像関係のサービスをアメリカ代表に提供することなどが合意された。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/la-2028-olympics-comcast-team-usa-sponsorship-nbc

NFL「モバイルゲーム開発大会」開催

NFLはSkillz社と共同で、モバイルゲーム開発者向けのイベントを開催する(開催時期は2021年4月以降)。

NFLのモバイルゲームと言えばEA Sportsが制作するMaddenシリーズのモバイル版がすでにあるが、既存のゲームと一線を画した新しいモバイルゲームのアイデアを募る。

参加者は実際にモバイルゲームを制作・提出し、優勝者にはNFLの名前やロゴを使用する権利が与えられる。

アメリカでは、昨年のロックダウン時に29億人がモバイルゲームをプレーした。また、2020年に消費者がモバイルゲームに費やした金額は総額81億ドルに達した。

このように急成長するモバイルゲーム産業における存在感を強め、新たな収入源を獲得することがNFLの狙いである。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-skillz-partnership-new-mobile-game-development-esports

NFL、医療従事者をスーパーボウルに無料招待

今年のスーパーボウルは、2月7日にフロリダ州タンパで開催される。

このイベントに7500人の医療従事者(ワクチン接種済み)が無料で招待されることになった。

招待されるのはタンパ周辺の病院に勤める人々が中心になるが、NFLの全32チームがそれぞれの地元病院から招待することができる。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデル氏は「医療従事者の方々は、自らの命を危険に晒しながら治療にあたっています。感謝の念に堪えません」とコメントした。

なお会場となるレイモンド・ジェームス・スタジアムは6万5890人収容で、今回のスーパーボウルは2万2千人の来場が認められている。

7500人の招待者分を差し引いた1万45000枚のチケットが一般に販売される。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/super-bowl-attendance-22000-fans-raymond-james-stadium-nfl

パリ五輪、会場計画を変更

Photo Source: Olympic.org

2024年に開催されるパリ五輪の組織委員会は、会場計画の変更を発表した。

新計画の肝は「一つの会場で複数競技を行うこと」で、たとえば、パラ水泳とパラテコンドーの試合は同じ会場で行われる。

今回の変更によって、建設が予定されていた複数の仮設会場が不要になり、32競技のうち24が選手村から10km以内で実施されることになるという。

パリ五輪組織委員会は、コロナウイルスの影響による大幅な収益減を想定して、現在4億ユーロ(約500億円)規模のコストカットを試みている。今回の会場計画変更もその一部である。

また、今回の計画変更により、環境や地元コミュニティへの影響も改善されるという。

今回発表された新計画は、今後IOC、IPC、そして各種競技団体の承認を得る段取りになっている。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/paris-2024-olympics-paralympics-venue-plan-cost-budget

ラグビーワールドカップ、開催国決定方法を変更

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World Rugbyは、ラグビーワールドカップの開催地決定方法を変更すると発表した。

これまでの決定方法は不透明な点が多く、それが時に論争を呼んできた。

たとえば2023年大会の開催国を選ぶ際、大会組織委員会は南アフリカを推薦したが、World Rugbyはその意見には従わず、代わりにフランスを開催国に選んだ。

決定方法をより公正でわかりやすくするために、今後は電子投票システムを導入し、すべての投票の詳細を公開するという。

今回の決定に際してWorld Rugbyのビル・ボーモント会長は「私は組織の透明性や意思決定における一貫性を高めるために取り組んできました。特にラグビーワールドカップは、男子・女子ラグビー最高峰の大会かつ主な収入源として、念頭に置いています」と語った。

次に開催国が決定されるのは2027年大会で、現在オーストラリアとロシアが立候補している。投票は2022年5月に実施される予定だ。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/rugby-world-cup-host-2027-usa-russia
https://www.thenationalnews.com/sport/rugby/world-rugby-to-review-process-of-picking-world-cup-hosts-after-france-beat-south-africa-to-2023-event-1.676196

マーチ・マッドネス、全試合をインディアナポリスで開催か

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NCAAが男子バスケットボールの全米トーナメント(通称「マーチ・マッドネス」)の全試合をインディアナポリスで開催することを検討していることが明らかになった。

当初の予定では全米13都市で試合を行う予定だったが、コロナウイルス感染防止のために全試合を一か所で開催する可能性が出てきた。

試合会場、練習場、宿泊施設、医療施設などをすべて一か所に集めることになるが、これはNBAがすでに前例をつくっている。

また、試合日程には変更がないので、試合中継(および放映権契約)にも深刻な影響はないだろう。

しかし、マーチ・マッドネスならではの問題もある。

たとえば、プロスポーツと違い、カレッジスポーツは選手が学生であり、授業に出席する必要がある。

現在はオンライン授業も多く提供されているが、1月から始まる新学期では対面授業を再開する大学も多い。

例年であれば、試合の合間に少しでも大学に戻って授業に参加できたが、宿泊施設から自由に出られなくなれば、トーナメント中すべての授業を欠席することになる。

学業との両立を謳っているNCAAとしては頭を悩ませるところだろう。

しかし、昨年マーチ・マッドネスを中止にしたことで莫大な損失を被ったNCAAとしては、2年連続の中止は避けたいところ。

最終的にどのような形での開催になるのか、注目である。

ちなみに、レギュラーシーズンは来週開幕する予定である。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/ncaa-march-madness-2021-indianapolis-host-college-basketball-covid-19

ISL、CBSと放映権契約締結

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2019年に設立された水泳のプロリーグ、International Swimming League(ISL)がアメリカの主要テレビ局CBSと複数年の放映権契約を結んだ。

初年度となった2019年シーズンは、ESPNが放映権を保有していたが、今後はCBSがテレビとネット上で放送する。

ISLの2020年シーズン(計13イベント)は、ハンガリーのブダペストで10月16日から5週間に渡って行われる。

今シーズンからトロント・タイタンズと東京フロッグキングスの2チームが新たに参入する。

コロナウイルスの影響で多くの水泳イベントが中止になり、東京オリンピックまでに開催が予定されている水泳の国際大会は現時点でISLの2020年シーズンだけである。

アメリカ以外では、BBC(イギリス)、Seven Network(オーストラリア)、CBC (カナダ)などがそれぞれの国で放映する。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/isl-international-swimming-league-cbs-sports-2020-tv-rights-budapest

アリババ、スポーツイベント用の新サービスを発表

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中国のeコマース大手のアリババは、AIやクラウドを活用した種々の新サービスを発表した。

たとえば「イベント・シミュレーション・サービス(ESS)」という新サービスでは、スポーツイベントが開催されるスタジアムのレプリカをシステム上に作り上げ、それを用いた様々なシミュレーションを可能にする。

たとえば、イベントを中継するテレビ局はESS上で様々なカメラアングルを試すことができる。これによって、現地に行くことなく、カメラの数や配置などを事前に決めることができる。

また、イベントの主催者は、施設内の器具・機材の配置をESSで試すことができる。たとえば、検温器や消毒エリアといった器具・機材の配置は今後スポーツイベントを開催する上で重要な課題となる。

新サービス開始に先立ち、アリババは「ESSのスタジアムレプリカを作り上げる能力は、時間と費用を削減します。そして、実際に施設で作業をすることで生まれる様々なリスクを軽減することもできます」とコメントした。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/alibaba-artificial-intelligence-cloud-virtual-fan-software-olympics-covid