
イングランドのサッカーを統括するザ・フットボール・アソシエーション(FA)が主催するカップ戦「女子FAカップ」の決勝が今月15日に行われた。
この試合の観客動員が4万9094人を記録し、同大会史上最多を更新した(これまでの最多は、2018年大会決勝戦の4万5423人)。
FAの女子サッカー担当者は「女子サッカーにとって特別な日でした」と語り、以下のように続けた。
「オリンピック・ウェイ(ウェンブリー・スタジアムまでの道路)が家族連れ、友人グループ、少女、少年で埋め尽くされている光景は忘れられません」
「今シーズンは、イングランドの女子サッカー界にとって画期的なものでした。テレビ・ネットの観戦者が飛躍的に伸び、今日の試合では5万人近くの観客がウェンブリー・スタジアムにいらっしゃいました。これらは、この国における女子サッカーに対する熱意を示しています」
イングランドにおける女子サッカーへの関心が高まる中、7月には、UEFA女子ユーロ2022がイングランドで開催される。その決勝戦は、今回と同じウェンブリー・スタジアムで行われる予定だ。