チェルシーFC、地元中小企業に「無料スポンサーシップ」を提供

Source: chelseafc.com

チェルシーFCは、地元ロンドンの中小企業に無料で広告機会を提供することを発表した。

コロナ禍で苦境に立たせれる地元企業を応援することが目的だ。

これは同クラブが今月立ち上げた「Proud of London(ロンドンを誇りに思う)」というキャンペーンの一環で、従業員50人以下の企業が対象になる。

見事審査を通過した企業には、チェルシーFCの公式SNSなどを活用した企業広告を行う権利が与えられる。

これは、通常であれば、巨額の契約金を払ったスポンサー企業のみが得られる権利である。

チェルシーFCのマーケティング担当者は以下のように語る。

「Proud of Londonは、我々がいかにロンドンという町に勇気づけられてきたかを表現するキャンペーンです」

「ロンドンという町は創造性に溢れています。それは、限界を突破し、互いを支え合い、コロナ禍・ロックダウンといった前例のない状況にも対応することを可能にするのです」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/chelsea-sponsorship-inventory-local-businesses-london-instagram-story
https://www.chelseafc.com/en/landing-pages/misc/proud-of-london

Comcast、ロサンゼルス五輪のFounding Partnerに

今週、大手メディアのComcastがロサンゼルス五輪(2028年開催予定)のFounding Partnerとなることが発表された。

Founding Partnerは同大会スポンサーの最高位で、スポンサー料は高額だが、その分得られる特典も充実している。

たとえば、一般的な大会スポンサーとしての特典だけでなく、大会中継中のCMスポットも優先的に確保できる。

ちなみに、Founding Partner第一号はデルタ航空で、2020年3月に推定総額4億ドル(約436億円)の契約を結んでいる。

Comcastは、子会社のNBCがすでに同大会の放映権を保有しているが、今回の契約ではインターネットや映像関係のサービスをアメリカ代表に提供することなどが合意された。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/la-2028-olympics-comcast-team-usa-sponsorship-nbc

NBA、PepsiCoとのスポンサー契約を延長

CHICAGO, ILLINOIS – FEBRUARY 15: Buddy Hield #24 of the Sacramento Kings attempts a shot in the 2020 NBA All-Star – MTN DEW 3-Point Contest during State Farm All-Star Saturday Night at the United Center on February 15, 2020 in Chicago, Illinois. NOTE TO USER: User expressly acknowledges and agrees that, by downloading and or using this photograph, User is consenting to the terms and conditions of the Getty Images License Agreement. (Photo by Stacy Revere/Getty Images)

今週、NBAとPepsiCoはスポンサー契約を延長したことを発表した。

NBAは28年間に渡るコカ・コーラとの関係を2015年に解消し、以来PepsiCoとスポンサー契約を結んでいる。

PepsiCoは、NBA、WNBA、Gリーグの「公式ソフトドリンク&ポテトチップス」として様々なマーケティングを行う。

たとえば、今週末に開催されるNBAオールスターでは、PepsiCoのブランドであるマウンテンデューが3ポイント・コンテストの冠スポンサーとなり、同ブランドのデザインが施された台と緑色のボールが使用される。

さらに、10万ドルの奨学金を立ち上げ、HBCUs(黒人社会に貢献する目的で1964年以前に設立された大学)の学生2名に提供するという。

参考文献:
https://www.forbes.com/sites/shlomosprung/2021/03/01/nba-pepsico-renew-marketing-partnership-as-brand-reveals-anthony-davis-commercial-jayson-tatum-chip-flavor/?sh=6a88a2217da0

レイカーズ、Sportfiveと業務提携

今月17日、ロサンゼルス・レイカーズは、スポーツマーケティング会社のSportfiveと業務提携を結んだことを発表した。

Sportfiveの主な役割は、レイカーズの新しいユニフォームスポンサーを見つけること。

現在eコマース会社のWishがレイカーズのユニフォームスポンサーとなっているが、同社との契約は今シーズンで終了する。

現在Wishは年間120~140万ドルの契約金を支払っていると言われているが、レイカーズによれば、ユニフォームスポンサーシップがもたらすメディア価値は現在2億ドル近くまで上がっているという。

その価値に見合った大型契約を結ぶ相手を見つけるのがSportfiveの仕事である。

加えて、Sportfiveには海外スポンサーを見つける役割も期待される。

以前の投稿で説明した通り、NBAの各チームは最大3社と「国際スポンサー契約」を結ぶことが許されている。

Sportfiveの前身はドイツのマーケティング会社であり、世界中のスポーツビジネス界にネットワークを持っている。それを生かしたスポンサーセールスが同社の強みである。

ちなみに、Sportfiveは昨年10月にもシカゴ・ブルズと同様の契約を結んでいる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/la-lakers-new-jersey-patch-sponsor-sportfive-wish
https://www.cnbc.com/2021/02/17/lakers-hire-agency-sportfive-to-find-new-jersey-sponsor-valued-at-nearly-200-million.html

TikTok、UEFA Euro 2020のスポンサーに

昨年開催予定でありながらコロナ禍の影響で今年6月に延期されたUEFA Euro 2020のスポンサーにTikTokが加わった。

この契約に基づき、TikTokはヨーロッパで放送される試合中継での露出や、UEFAが持つ膨大な過去の試合映像をコンテンツ制作に使用する権利が与えられる。

またUEFAもEuro 2020の公式TikTokアカウントを立ち上げ、大会の裏側や試合の映像などを投稿していく。

その他、TikTokとUEFAは「ハッシュタグ・チャレンジ」や「TikTok LIVEs and Sounds」といった様々な共同プロジェクトを企画している。

ちなみにTikTokの他には、コカ・コーラ、ハイネケン、Takeaway.com、そしてVivoが大会スポンサーとなっている。

参考文献:
https://www.uefa.com/insideuefa/about-uefa/news/0266-118d1c6ac1b5-4ffce41d08de-1000–tiktok-becomes-official-uefa-euro-2020-sponsor/

NHL、「ヘルメットスポンサーシップ」を検討中

Photo Source: NHL.com

Sportsnetの報道によれば、NHLが選手のヘルメットにスポンサーのロゴをつけることを検討しているという。

NHLはユニフォームやヘルメットをスポンサーシップに活用することを禁止してきた。これが解禁されれば、大きな意味を持つ。

他の北米リーグでは、NBAがユニフォームスポンサーシップを2017年に導入しMLBも同様のスポンサーシップを検討していると言われている。

もし「ヘルメットスポンサーシップ」の導入が決定すれば、コロナウイルスの影響で収入が減少しているNHLチームにとって重要な収入源となる。

他の北米リーグもスポンサーシップに関する制限を解除することによって、各チームに新たな収入源を与えようとしているが、NHLはこれまでそのような動きは見せてこなかった。

一方で、ヘルメットスポンサーシップの実現可能性や詳細は不透明である。

NHLにとっての最優先事項は新シーズンのスケジュールや開催方式を確定することであり、その問題が解決してからヘルメットスポンサーシップの議論が深められると考えられる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nhl-helmet-sponsorship

イギリス政府、ギャンブル業者によるスポーツスポンサーシップを禁止か

イギリス政府が、ギャンブル業者によるスポーツ組織へのスポンサーシップの禁止を検討していることが明らかになった。

イギリスには2005年に成立した「Gambling Act 2005」という法律があり、これに基づいて、多くのギャンブル業者がスポーツ組織の協賛となり、広告活動を展開してきた。

たとえば、プレミアリーグの8クラブがギャンブル業者のロゴをユニフォームの胸部分につけている。

しかし現在、イギリス政府はギャンブルに関する法律のあらゆる分野を抜本的に見直しており、その分野の一つとして「ギャンブル業者のマーケティングや広告活動」が対象になっているのである。

仮にギャンブル業者によるスポンサーシップが禁止されれば、多くのスポーツ組織がスポンサー契約の変更を余儀なくされる。

この動きに対して、イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)は以下のような声明文を発表している。

「ギャンブル業者は毎年4000万ポンド(約55.7億円)を超えるスポンサー料をリーグ・クラブに支払っており、各クラブの収益に与える貢献度は非常に大きい。とりわけ、コロナウイルスの影響で各クラブの財務状態が厳しくなっているなか、ギャンブル業者の重要性は日増しに高まっている」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/uk-gambling-act-law-betting-ban-sports-sponsorship-premier-league-efl
https://www.scoreandchange.com/overview-of-the-2020-2021-premier-league-sponsors/#:~:text=Kit%20sponsors%3A%2020%20clubs%2C%207%20brands&text=We%20will%20see%20Adidas%2C%20Nike,and%20ten%20in%202016%2F2017.

仮想空間「NBAランド」

携帯ゲームを開発するGreenPark Sports社は、NBAと業務提携を結んだことを発表した。

GreenPark SportsはYouTubeの重役であったチャド・ハーレイ氏などが2018年に立ち上げた会社でロサンゼルスに本社を構える。

今回発表されたGreenPark SportsとNBAによる共同プロジェクトの一つが「NBAランド」の立ち上げである。

NBAランドは、NBAに関するクイズやゲームが楽しめる仮想空間で、プレーヤーは自分のアバターに好きなNBAチームのユニフォームを着せることができる。

業務提携締結に際して、GreenPark Sportsのトニー・グリロ副社長は「これからのファン文化に関する我々のビジョンに、NBAのような組織から賛同を頂けるのは非常に光栄です」とコメントした。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/greenpark-sports-nba-gaming-youtube-sinclair-advantage-investment

アンダーアーマー、「カリーブランド」を創設

NBAのスター選手ステフィン・カリーとアンダーアーマーは、「カリーブランド(Curry Brand)」という新ブランドを立ち上げることを発表した。

カリーは2013年からアンダーアーマーの広告塔として活躍しており、両者の契約は年間2000万ドルで2024年まで有効となっている。

今回発表された新ブランドは、バスケットボールのシューズやアパレルだけでなく、ゴルフ用品やランニングシューズなども取り扱う予定だという。

ターゲットとなるのは若年層で、ちょうどナイキがジョーダンブランドを立ち上げて若者を惹きつけたように、カリーブランドにも同様の効果が期待されている。

その第一歩として、カリーブランドはPositive Coaching Allianceと業務提携を結び、ユーススポーツに100万ドルを投資することを発表した。

Positive Coaching Allianceは、主に低所得者層を対象に、少年少女のスポーツ参加促進や指導者育成などを行う非営利団体である。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/steph-curry-under-armour-curry-brand-nba-apparel-shoes

アンダーアーマー、シンシナティ大学との契約を破棄

Getty Images

アンダーアーマーがシンシナティ大学と結んでいた10年総額5000万ドル(約52億円)のスポンサー契約を破棄することが明らかになった。

この契約は2015年に締結されたもので、アンダーアーマーはシンシナティ大学に毎年100万ドルのスポンサー料と300万ドル相当の用具を提供することになっていた。

近年アンダーアーマーの財務状態は厳しく、様々なコストカットを試みている。

たとえば、今年6月にはUCLAとのスポンサー契約も破棄し、これに対してはUCLAが訴訟を起こしている

Baltimore Business Journalによれば、アンダーアーマーとシンシナティ大学は契約破棄に関して対立はしておらず、元々の契約に含まれていた契約破棄に関する合意に従うことになるという。

具体的には、「2021年末まで365万ドル相当の用具を提供し続ける」、「解約手数料として975万ドルを2022年4月まで支払うこと」という2点がアンダーアーマーに義務づけられるという。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/under-armour-university-of-cincinnati-college-sport-sponsorship