Big3、NFTでチームオーナーシップを販売

Big3

3人制バスケットボールリーグのBig3は、チームのオーナーシップをNFTで販売する計画を明らかにした。。

現在Big3は、所属する12チームすべてのオーナーシップを所有しているが、今後その一部をファンや投資家に販売することで、資金調達やファン拡大といった効果を期待している。

販売されるNFTは以下の2種類。
1. ファイヤー:販売予定は25個で、1個2万5000ドル(約316万円)。
2. ゴールド:販売予定は975個で、1個5000ドル(約63万円)。

このNFTを購入しチームオーナーになったファン・投資家には、チームの意思決定における投票権、全試合のVIPアクセス、限定グッズ、そしてキャプテン・コーチ・コミッショナー・審判と話す機会といった権利・特典が与えられる。

それらに加え「ファイヤー」の購入者には、チーム名、ロゴ、グッズの知的財産権やライセンス権、そして試合におけるアクティベーションといった権利も与えられる。

Big3創設者でラッパーのIce Cubeは、以下のようにコメントしている

「これは21世紀のチームオーナーシップです。ファンには、好きなチームにさらに投資し、好きな選手とのつながりをさらに強く感じてもらい、我々と一緒に成長する機会を提供したいと考えています」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/big3-basketball-nfts-ownership-ice-cube/

グリーンベイ・パッカーズ、株式公開で6580万ドル調達

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北米プロスポーツチームの多くは資産家やその一族によって所有されているが、グリーンベイ・パッカーズは異なる。

パッカーズは、北米メジャーリーグでは唯一、財務状況を開示し株式を売却することで資金を調達している。

そのパッカーズが2011年以来6回目となる株式公開で6580万ドル(約77億円)を調達した。

2021年11月16日に始まったこの株式公開では、1株が300ドルで取引され、20万株近くが売却された。

今回パッカーズは17万6160人の株主を新たに獲得し、合計株主数は53万7000人以上となった。

株式購入者の内訳は、地元ウィスコンシン州のファンが約17%、カリフォルニア州が8%、テキサス州とイリノイ州が各5%、フロリダ州が4%、ニューヨーク州が3%となっている。また、カナダからも約3500株の購入があった。

なお、今回の調達された資金はスタジアムの改修(新しい大型ビジョンの導入、コンコースの改良など)に充てられるという。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/green-bay-packers-stock-offering-shareholders-ownership/

コカ・コーラ、BodyArmorを買収

今月1日、コカ・コーラ社は、スポーツドリンクメーカーのBodyArmor社を買収したと発表した。

2011年設立のBodyArmor社は、コービー・ブライアントやクレイ・トンプソンなどの著名人から出資を受けるなど、新興スポーツドリンクとして注目を集めた。

プロモーション面でも、大坂なおみ、マイク・トラウト、ジェームズ・ハーデンなどとエンドースメント契約を結び、存在感を強めた。

2018年、コカ・コーラ社はBodyArmor社に対して一回目の投資を行い、株式15%を獲得。

今回改めて56億ドル(約6362億円)の投資を行い、同社の完全所有権を獲得した。

なお56億ドルという金額は、コカ・コーラ社がこれまでブランド買収のために投じた最高の金額である(それまでの最高額は2019年にCosta Coffeeに支払った51億ドル)。

今回の買収によって、コカ・コーラ社はスポーツ飲料市場でのマーケットシェアを拡大することになる。

この市場で約70%のシェアを誇るゲータレード(ペプシコ社)との差は依然として大きいが、コカ・コーラ社とBodyArmor社の相乗効果によってこの差がどれほど埋まるのか、注目である。

参考文献:
https://www.cnbc.com/2021/11/01/coca-cola-buys-full-control-of-bodyarmor-for-5point6-billion-.html

Fanatics、スポーツ賭博会社を買収か

Getty Images

一部報道によると、Fanaticsがスポーツブックメーカーの買収に動いているという。

現在Fanaticsが買収の協議を進めているのは、Rush Street Interactive(RSI)とBetssonの二社。

RSIは現在、イリノイ州、ペンシルバニア州、ニュージャージー州など10州で事業を展開している。オンライン事業も好調で、総収入は業界トップ5に入る。同社の企業価値は36億1000万ドルと見積もられている。

一方、Betssonはスウェーデンに本社を構え、現在アメリカでは事業を行っていないが、かつて企業価値13億ドルの評価を受けている。

Fanaticsは昨今スポーツ賭博への進出を模索してきた。

今年6月には、スポーツ賭博関連ビジネスも展開しているFanDuel社の元最高経営責任者を雇っている。

さらに、8月には、スポーツ賭博を含む新事業開拓のために、3億2500万ドルの資金調達を行っている。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/fanatics-sports-betting-sportsbook-rush-street-interactive-betsson/

NFL、メディア事業一部の売却を検討中

Photo by Paul Spinelli/SpinPhotos.com

NFLが所有するメディアの一部を売却する可能性を検討していることが明らかになった。

NFLが保有するメディア事業は、年間7試合の公式戦を放送する「NFL Network」、有料チャンネル「NFL RedZone」、そしてウェブサイト「NFL.com」など。

その売却を検討する理由としては、これらのメディアが単独で事業を継続するよりも、より大きなメディア・テクノロジー企業と提携するほうが有益だと判断したからだと考えられる。

この件に関してはゴールドマン・サックスが業務委託を受け、NFLの所有するメディア資産の少数株式の売却を含む様々な選択肢を検討することになっている。

この計画は未だ初期段階で、買収の意欲を公表する者はまだいない。

大手放送局に加え、AmazonやFacebookのようなスポーツへの関与を強める企業、そして米国で急成長しているスポーツ賭博関連の企業(DraftKingsなど)が有力候補として考えられる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-media-business-minority-sale-goldman-sachs-nfl-network-redzone

ジョセフ・ツァイ氏、NLL新チームのオーナーに

Photo Credit: National Lacrosse League

アリババの共同創設者であるジョセフ・ツァイ氏が、National Lacrosse League(NLL)新チームのオーナーに就任することが明らかになった。

NLLは、1986年創設のプロラクロスリーグで、現在14チーム(カナダ5チーム、アメリカ9チーム)が所属している。

元々ラクロスはカナダおよびアメリカ北東部での人気が高く、NLLのチームもこのエリアに集中していたが、現在はより広範囲にチームが散らばっている。

たとえば、2015年にはジョージア・スワーム(ジョージア州)、2018年にはサンディエゴ・シールズ(カリフォルニア州)、そして2021年にはパンサーシティ・ラクロス・クラブ(テキサス州)がNLLに参入している。

そしてNLLは現在、15チーム目となる新チームをラスベガスに新設する予定で、この新チームのオーナーにツァイ氏が名乗りを上げたのである。

イェール大学でラクロスをプレーしたツァイ氏は、すでにサンディエゴ・シールズのオーナーでもあり、もう一つのプロラクロスリーグPremier Lacrosse Leagueの出資者でもある。

また、ラクロス以外にも、ブルックリン・ネッツ(NBA)とニューヨーク・リバティ(WNBA)を所有している。

メディアに対して、ツァイ氏は以下のようにコメントしている。

「NLLのオーナーたちは、リーグの5~10年後に関して非常に良い見通しを持っています。リーグは現在大きな放映権契約を狙っています。我々は、スポンサーシップに関して、リーグをもう一段階上のレベルに持って行くことができます。そして、スポーツ賭博に関しても、リーグが拡大できるビジネスチャンスがたくさんあります」

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/joe-tsai-national-lacrosse-league-las-vegas-expansion-team

マンUオーナー、クラブ売却に40億ポンド要求

Photo Credit: Gallo Images

マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は、昨今のスーパーリーグ騒動でファンの怒りを買っているが、その怒りの矛先はクラブオーナーのグレーザー一族に向けられている。

そもそもグレーザー一族とマンUファンの関係は一貫して悪かった。

アメリカ人資産家のグレーザー一族が同クラブを買収したのは2005年。

クラブを単なる投資目的で買収したと考えた地元ファンはこれに大きく反発。市内で抗議デモを行い、新オーナーがスタジアムに入るのを妨害した。

この度のスーパーリーグ騒動は、ファンがグレーザー一族に対してかねてから抱いていた「クラブの伝統を無視した金儲け第一主義」というイメージをより強固なものにしてしまった。

我慢ならない地元ファンは現在グレーザー一族にクラブ売却を要求しているが、当のグレーザー一族にクラブ売却の意思はない。

いくらなら売却を考えるかというメディアの問いに対して、40億ポンド(約6000億円)積まれれば売却を考えると答えたという。

これはグレーザー一族が2005年にマンUを買収した際に支払った額(7.9億ポンド)のおよそ5倍である。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/glazers-sell-manchester-united-price-ek-arsenal

アレックス・ロドリゲス氏、ティンバーウルブスを買収へ

Photo Source: USA TODAY Sports

元MLB選手のアレックス・ロドリゲス氏が、元ウォルマート幹部のマーク・ローリー氏と共同でミネソタ・ティンバーウルブスの買収に動いていることが明らかになった。

The Athleticの報道によれば、今回の買収はティンバーウルブス(NBA)とリンクス(WNBA)の両チームが対象となり、買収額は15億ドルほどになる見通しだという。

現オーナーのグレン・テイラー氏は1994年に8800万ドルでティンバーウルブスを買収しており、ロドリゲス氏への売却が成立すれば、大きな利益を手にすることになる。

ロドリゲス氏とローリー氏は、現在30日間の最終交渉に臨んでおり、近く最終的な決定が発表される。

ロドリゲス氏と言えば、昨年ニューヨーク・メッツの買収に動いたが最終的には諦めている。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/minnesota-timberwolves-sale-alex-rodriguez-marc-lore-glen-taylor

NBA、オーナーシップに関する規定を変更か

Photo by Jeenah Moon/Getty Images

今週、NBAがチームのオーナーシップに関する規定を一部変更すると報じられた。

これまでは、裕福な個人やグループ、あるいは企業がNBAチームを所有してきた。

今回報道されている内容が正しければ、今後は機関投資家がチームの所有権の一部を保持することが認められる。

報道されている詳細は以下の通り。

・機関投資家は、最大5チームの所有権を保持できる。
・機関投資家は、一チームの所有権全体の20%以上を保持することはできない(筆頭オーナーにはなれない)。
・NBAチームが複数の機関投資家に所有権を売却する際、売却できる所有権の合計は30%を超えてはならない(複数の機関投資家が協力しても、筆頭オーナーにはなれない)。

近年NBAチームの市場価値は高騰を続けている。現在、平均的なNBAチームの市場価値は約24億ドル(約2500億円)と算出されている。

このままチームの市場価値が上がり続ければ、チーム買収に興味を持つ個人や企業が減少し、競争が緩和され、結果的にチームの市場価値も下落しかねない。

所有権の一部を比較的安価で売却することで、興味を持つ投資家は増加し、競争の原理が働き、市場価値も維持される。これがNBAの狙いだと考えられる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/report-nba-franchises-get-green-light-to-sell-30-of-shares-to-private-equit

アトランタ・ドリームのオーナー辞任へ

Credit: AJC file photo

アトランタ・ドリーム(WNBA)の共同オーナーであるケリー・レフラー氏が、オーナー職から退く手続きを進めていることが明らかになった。

ジョージア州の上院議員(共和党)であったレフラー氏は、2011年からドリームの共同オーナーを務めていたが、2020年にリーグコミッショナー宛に送った「Black Lives Matter(BLM)運動」に関する手紙が原因で大きな批判を浴びた。

WNBAはリーグを挙げてBLM運動を支持していたが、レフラー氏は手紙の中でその方針に反対し、BLM運動を「マルクス主義に基づいて社会を分断する組織」と呼んだ。

これを受けた選手たちは、レフラー氏に対してドリームのオーナーを辞任することを要求。

さらには、今月5日に行われたジョージア州の上院選で、レフラー氏の対立候補であるラファエル・ワーノック氏(民主党)を支持する姿勢を表明した(結果、レフラー氏は落選)。

レフラー氏が持っていたドリームの所有権を誰が買い取るのかは未定だが、ESPNによれば現時点で5人前後の候補者が興味を示しているという。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/wnba-atlanta-dream-takeover-kelly-loeffler-mary-brock
https://www.espn.com/wnba/story/_/id/30744823/atlanta-dream-sale-close-being-finalized-wnba-says