スポーツ界に広がるメタバース活用②NFLの事例

NFL

NFLとRoblox社は、2022年のスーパーボウルのわずか数日前に「NFLタイクーン」というメタバースのゲームを発表した。

(ちなみに「タイクーン(Tycoon)」は「大物・実力者」という意味で、日本語の「大君」が語源だそうです)

Robloxは主に子ども向けの仮想空間を運営しており、現在5000万人以上のアクティブユーザーを抱えている。

NFL以外にも、バルセロナが新ユニフォームの発表をRoblox上で行ったり、ナイキが「Nikeland」という専用のゲームエリアを立ち上げたりしている。

NFLタイクーンのプレイヤーは、Robloxが運営する仮想空間のなかで、バーチャルスタジアムの建設や、選手のカード収集・交換、他のプレイヤーとゲーム対決などができる。

さらに、NFLタイクーンは実世界と連動したイベントも開催される。

その第一弾は、スーパーボウルで放映されたテレビCMとタイアップした「デストラクション・ハウス」。

このCMのなかでNFL有名選手たちのアバターたちが家のなかで大暴れするが、デストラクション・ハウスでも同様にRobloxのプレイヤーたちが仮想空間で近所の家を破壊しまくる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-roblox-metaverse-video-game-super-bowl/

スポーツ界に広がるメタバース活用①ブレーブスの事例

Atlanta Braves

アトランタ・ブレーブスは、MLBチームとして初めて、メタバースに参入した。

メタバースとはインターネット上に構築された仮想空間で、ユーザーは自分のアバターを通じてその仮想空間内での活動に参加したりサービスを受けたりすることができる。

インターネット上の仮想空間というコンセプト自体は数十年前からあるが、昨今メタバースをビジネスに活用しようとする動きが広がっており注目を集めている。

たとえば、ある商品やサービスに興味を持った人が、実社会ではなかなか話を聞きに行きづらくても、メタバース内であればゲーム感覚で気軽に話を聞きに行ける。

企業側からすれば、消費者と密なコミュニケーションを持つことができ、従来の広告手段よりも多くの情報を提供できるとともに、顧客との関係づくりもできる。

今回ブレーブスはEpic Games社の技術を活用し、本拠地トゥルーイスト・パークをデジタル空間に再現した。

ファンは、このデジタル球場に入っていき、実社会ではなかなか入っていけないクラブハウス内を探索したり、他のファンと交流したり、ゲームに参加して賞品を獲得したり、球団が提供する限定コンテンツを楽しんだりすることができる。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/atlanta-braves-digital-truist-park-metaverse-mlb/