
NFLが自前のストリーミングサービスを開発中であることが明らかになった。
新サービス「NFL+」では、モバイル等での試合観戦に加え、ラジオ・ポッドキャストや各チームの独自コンテンツも視聴できるサービスになる予定。現時点での価格設定は月額5ドル程度だという。
リーグ担当者は「ここでのテーマは、今後数年間で、NFLがより大規模に消費者と直接つながる形をつくるということです」とコメントした。
これまでNFLは、Yahoo SportsやTwitterなどと短期的に業務提携を結び、モバイル上(携帯電話・タブレットなど)で試合配信を行ってきたが、現在はそういったパートナーがいない。
より持続的・安定的にモバイルでの試合配信サービスを提供する手段として、リーグ自らがプラットフォームを立ち上げるという結論に至ったようだ。
一方で、NFLは、モバイル上での試合配信を行うパートナーを探し、そこで良い契約を結ぶための手段としてNFL+開発を発表したと推測する関係者もいる。
いずれにしても、NFL+は未だ開発の初期段階で、オーナーからの承認を得るのは早くても5月以降になる見込み。今後の動向に注目が集まる。
参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/nfl-plus-ott-streaming-service-ticketmaster-westwood-one/