
2021年のMLBレギュラーシーズンが終了した。
MLBによれば、レギュラーシーズン中に、リーグが運営するストリーミングサービス「MLB.TV」の視聴分数の総計が105億分となり、過去最高を記録したという。
MLB.TVは2002年にサービスが開始され、これまでの総視聴分数の記録は2019年に記録された73.8億分であった。
さらに、MLB.TV史上最も視聴された上位10試合のうち9試合が2021シーズンの試合となったという。
この記録に関してMLBは、歴史的なシーズンを送った大谷翔平選手を初め、多くのスター選手が注目を集めたことが要因であると説明している。
Conviva社のデータによれば、今シーズン、SNS上で最も多くの新規フォロワーを獲得したのはロサンゼルス・エンゼルスであったという。
一方で、MLB.TVは、地域外のファンを対象にしたサービスで、地元チームの試合は視聴不可となっている(テレビ中継の視聴者数を減らさないための措置で「ブラックアウト」と呼ばれる)。
テレビからストリーミングに切り替える人が増えていくなかで、ブラックアウトに対する批判の声も上がっており、これがMLB.TVの今後の課題となるだろう。
参考文献:
https://www.mlb.com/press-release/press-release-mlb-tv-surpasses-10-billion-minutes-viewed-for-first-time-ever-and
https://www.sportspromedia.com/news/mlb-tv-streaming-records-2021-regular-season/?blocktaxonomy=news
“MLB.TVの視聴分数、過去最高を記録” への 1 件のフィードバック