
スポーツマーケティング代理店のThe Space Between社は、興味深い調査結果を発表した。
このなかで同社は、女子スポーツと男子スポーツのファンを比較している。
*なお、「女子スポーツ」「男子スポーツ」はアスリートの性別を示しており、ファンの性別は関係ない。
主な調査結果は以下の通り。
・女子スポーツのファンは、スポンサー企業を正しく記憶している割合が、男子スポーツのファンよりも2倍高い。
・女子スポーツのファンは、男子スポーツのファンに比べて、スポンサー製品を購入する傾向が25%高い。
・「スポンサー企業は社会をよりよくするために取り組むべきだ」という文言に対して、女子スポーツのファンは50%が「強い同意」を示した一方、男子スポーツのファンで「強い同意」を示したのは20%であった。
・女子スポーツのファンの40%は、スポンサー企業が自分の価値観を反映していることが非常に重要であると考えているのに対し、男子スポーツのファンは20%がそのように考えていた。
・女子スポーツのファンは、男子スポーツのファンよりもテクノロジーに精通している。
・女子スポーツのファンは、男子スポーツのファンよりも環境問題に関心が高い。
これらの結果を踏まえ、The Space Betweenのアダム・レインコック氏は「ファンがそのスポーツとどのように接するのかということに関して、女子スポーツと男子スポーツで根本的な違いがあります」と説明した。
参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/womens-sport-study-space-between-audience-fans-sponsorship/