
カレッジスポーツ界の動きが慌ただしい。
7月29日、テキサス大とオクラホマ大がBig 12を脱退しSECに加入することが決定すると、その約1か月後、ACC、Big Ten、Pac-12が「歴史的な提携」を結んだ。
そして、先週10日、今度はBig 12が加盟校を追加する決定を下した。
今回Big 12への加入が明らかになったのは、シンシナティ大、ヒューストン大、セントラルフロリダ大、ブリガム・ヤング大(BYU)の4校。
Big 12は創設当時から人気を支えてきたテキサス大・オクラホマ大の脱退によって存続が危ぶまれていたが、委員会を設置し対策を講じ迅速な対応を取った。
Big 12コミッショナーのボブ・ボウルズビー氏によれば、BYUは2023-24年シーズンから、他の3校は2024年7月までには加盟が完了する予定だという。
なお、BYU以外の3校が現在所属しているアメリカン・アスレチック・カンファレンス(AAC)の規約では、脱退の条件として「27ヶ月前に通知すること」「1000万ドルの移籍金を支払うこと」を定めている。
これらを踏まえ、移籍の時期や移籍金の額などに関して、Big 12、AAC、各大学が最終調整を行うことになる。