
先日テキサス大とオクラホマ大のSEC加入を解説したが、カレッジスポーツ界に新たな動きがあった。
カレッジスポーツ有数の人気カンファレンスであるACC、Big Ten、そしてPac-12が「歴史的な提携」を結んだことを発表したのだ。
具体的には、カンファレンスの壁を越えた交流戦の導入やポストシーズンのフォーマットなどについて言及。他にも、学生アスリートの学業サポート、男女平等、多様性などの分野での協力を確認した。
ただしこれは3カンファレンスの将来的な統合を示唆するものではない。
それぞれのカンファレンスが存続しつつ、様々な分野で密接に協力していくという合意である。
3カンファレンスには全41校が所属するが、そのなかにはクレムゾン大(ACC)、オハイオ州立大(Big Ten)、オレゴン大(Pac-12)などのアメフト名門校が多数含まれる。
それらがレギュラーシーズンで戦うとなれば、チケット、放映権、そしてスポンサーシップといった分野での収入増が期待できる。
参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/acc-big-ten-pac-12-ncaa-conference-alliance-college-sports