
近年北米プロスポーツ界では、アメリカ先住民に関するチーム名、マスコット、応援などが度々論争を呼んでいる。
2019年のMLBプレーオフでは、アトランタ・ブレーブスのファンが行う「トマホーク・チョップ」が一部の選手・メディアから非難を集めた。
2020年、ワシントン・レッドスキンズは「先住民に対する偏見を助長する」という指摘から、チーム名を(一時的に)「ワシントン・フットボールチーム」に変更。
さらに先月、同様の理由で、クリーブランド・インディアンスが来シーズンからチーム名を「クリーブランド・ガーディアンズ」にすると発表した。
そして先週、ワシントン・フットボールチームは、同チーム本拠地における先住民の衣装着用を禁止することを発表した。
同チームの熱狂的なファンは、先住民の頭飾りやフェイスペイントをすることがあったが、これが今後一切禁止される。
また、ジェイソン・ライト球団社長によると「ワシントン・フットボールチーム」という一時的な名前は今年いっぱいで、2022年の早い時期にも正式な名称が発表されるという。