
Q. The Players’ Tribune(TPT)は日本でも受け入れられると思いますか?
A. 私は、現役時代、ロッカールームや遠征先で話をするたび、アスリートがいかに素晴らしい語り手であるかを知りました。これが2014年にTPTを始めた理由です。
しかし、「語り手としてのアスリート」を見る機会はあまりありません。そういった場がそもそもなかったんですね。
アスリートのパフォーマンスや言動を淡々と伝えるのではなく、まるでそのアスリートの人生を覗き見るかのような体験を読み手に提供する。それが、我々のやりたいことであり、それをこれまで達成してきたと自負しています。
これまで頂いたフィードバックからも、アスリートの物語があらゆる読み手の心に響いていることがわかります。日本でも同様の反響が得られるといいですね。
Q. 日本以外に、今後進出を考えている国はありますか?
A. 世界中の人々にアスリートの声を届けることがTPTの目的ですので、新しい市場に進出するということは常に念頭に置いています。
たとえば、ポルトガル語、イタリア語、中国語などの記事を定期的に発表しています。
なお、TPTはすでに角田裕樹選手(F1)の記事を発表しており、今後は岩渕真奈選手(サッカー)や渡邊雄太選手(バスケットボール)などを取り上げる予定だという。
参考文献:
https://www.theplayerstribune.com/jp/posts/yuki-tsunoda-formula-one-racing
https://www.sportspromedia.com/interviews/derek-jeter-the-players-tribune-japan-2021-launch