
2024年に開催されるパリ五輪の組織委員会は、会場計画の変更を発表した。
新計画の肝は「一つの会場で複数競技を行うこと」で、たとえば、パラ水泳とパラテコンドーの試合は同じ会場で行われる。
今回の変更によって、建設が予定されていた複数の仮設会場が不要になり、32競技のうち24が選手村から10km以内で実施されることになるという。
パリ五輪組織委員会は、コロナウイルスの影響による大幅な収益減を想定して、現在4億ユーロ(約500億円)規模のコストカットを試みている。今回の会場計画変更もその一部である。
また、今回の計画変更により、環境や地元コミュニティへの影響も改善されるという。
今回発表された新計画は、今後IOC、IPC、そして各種競技団体の承認を得る段取りになっている。
参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/paris-2024-olympics-paralympics-venue-plan-cost-budget