
AdidasがReebokの売却を検討していることが明らかになった。今後数ヶ月のうちに最終的な決定を下すという。
Adidasは2005年に38億ドルでReebokを買収したが、2016年にカスパー・ローステッド氏がAdidasのCEOに就任してからは常に売却の噂があった。
現在Adidasはコロナウイルスの影響で収益を大きく減らしている。2020年第2四半期の売上は前期比34%減、Reebokだけを見ると42%減であった。
Reebokの売却が成立すればAdidasは財務状態を改善することができる。
報道によれば、VF Corporation(TimberlandやThe North Faceの親会社)などがReebokの買収に興味を示しているという。
売却額は23億ドルほどになると推定されており、そうなれば15年前にAdidasが支払った金額を大きく下回ることになる。