
イギリスのCondense Reality社は、3Dホログラムをスポーツ観戦に応用する技術を開発したと発表した。
同社は、今後12か月で商品化を目指すという。
これはCondense Reality社、イギリスの通信大手のBTグループ、そしてブリストル大学の共同事業で、イギリス政府のデジタル・文化・メディア・スポーツ省が支援している。
従来、ホログラムを使った映像を作成するためには緑色のスクリーンと何百というカメラを設置したスタジオが必要で、数分の映像を制作するのに数日かかっていた。
Condense Reality社の発表によれば、今回開発された技術はそのような特別なスタジオを必要とせず、リアルタイムで配信することも可能だという。
通信大手のBTグループが事業に参加していることから、同社のスポーツ専門チャンネルBT Sportがいち早く導入するものと思われる。