NBAが開発資金を提供したコロナウイルス検査薬、認可される

今月、イェール大学が開発した唾液を使ったコロナウイルス検査薬がアメリカ食品医薬品局によって認可された。

実はこの検査薬、NBAが開発資金を提供して出来上がったものである。

今年4月、イェール大学の研究者の知り合いであったNBAのスポーツサイエンス委員会のメンバーが、NBAとNBA選手会にこの研究のことを紹介した。

リーグを再開するためには大量の検査薬が必要になるということを把握しているときだったこともあり、NBAは研究費50万ドル(約5300万円)の出資を決めた。

さらにNBAは、選手やスタッフから採取した約3000人分のサンプルを研究チームに提供。検査薬の開発に貢献した。

今回認可された検査薬「SaliveDirect」は、安価でかつ迅速にコロナウイルスの検査ができる。値段は15~20ドルになる見通しだ。

しかし、SaliveDirectはテストキットにはなっておらず、採取した唾液を分析するための研究施設が必要となる。したがって、利用するのは一般消費者ではなく、研究施設を持っている団体、もしくは、研究機関の協力が得られる団体に絞られる。

たとえば、NBAには他のスポーツリーグから問い合わせが来ているという。

なお、NBAはすでに既存の検査薬を用いた検査体制を確立しているため、SaliveDirectの導入は来シーズン以降になるという。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2020/08/24/Sports-and-Society/NBA-tests.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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