IOCの放映権収入減少

東京オリンピックの延期によって、アメリカ大手テレビ局のNBCからIOCに支払われるはずであった放映権料が減少することがわかった。

1988年に初めて放映権契約を結んで以来、NBCとIOCは長期的な関係を築いており、NBCとの契約は現在IOCにとって最大の収入源となっている。

現在の放映権契約は、2011年に結ばれたもので、有効期限は2020年まで。契約金の総額は43.8億ドル(約4600億円)である。なお、この契約は2014年にすでに延長が決定されており、総額77.5億ドル(約8100億円)で2032年まで有効な契約となっている。

東京オリンピックの延期によって、この契約に含まれていた「削減条項」が適用され、支払額が減少することになった。なお、どの程度の減額になるかは明らかになっていない。

関係者によれば、東京オリンピックの放映権料については、2021年に実際に開催が実現してから改めて交渉することになるという。

ちなみに、NBCとIOCの放映権契約には「中止条項」も含まれており、東京オリンピック延期によって、契約を完全に中止することも可能であったが、この権利は行使されなかった。

参考文献:
https://www.sportspromedia.com/news/ioc-nbc-broadcast-negotiations-tokyo-2020-tv-deal-coronavirus

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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