「衛生管理者」は、スポーツ組織に欠かせない職になる?③

先週の投稿ではNBAの対応について解説したが、他のスポーツリーグはどのような動きを見せているのだろうか。

NFLは、リーグの医療担当者が米国疾病予防管理センター(CDC)やホワイトハウスのタスクフォースと密にコミュニケーションを取っており、その情報を各チームに伝えている。

このように、政府機関と直に情報交換ができるのはNFLの強みだ。

MLBは、リーグがタスクフォースを立ち上げ、「コロナウイルスの対処を担当するスタッフをどのように配置すべきか」という問題に関して、各チームに情報提供を行っている。

MLBの各チームは施設の衛生管理者を雇い、そのスタッフが、シーズン開幕に向けて必要となる調整を任されることになる。

Sports Business JournalがMLBの3球団を対象に行ったインタビュー調査によれば、ある球団はすでに特別委員会を設置し、そのメンバーがグループで衛生管理者の役割を担う予定だという。

また別の球団は、球団副社長が衛生管理者に任命されるという。そして最後の球団は既存スタッフのなかから、衛生管理に近い業務を担当していたスタッフを衛生管理者にする方針だという。

このように「衛生管理者」という役割の必要性が広く認知される一方、その役割を誰がどのように埋めるかに関してはリーグやチームによって大きく異なるというのが現状である。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2020/05/04/Franchises/Sanitation.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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