先週17日、WNBAのドラフトが開催された。
コロナウイルスの影響で、異例の「バーチャルドラフト」となったが(コミッショナーがカメラの前で一人、選手名を読み上げる形式)、このドラフトは別の理由で語り継がれるドラフトになるかもしれない。
ついにサブリナ・イオネスクがプロの世界に足を踏み入れた。
カリフォルニア州出身のイオネスクは、180cmのポイントガード。2016年、オレゴン大に進学すると、数々の偉業を成し遂げた。
なかでも、特筆すべきは「通算2000得点、1000アシスト、1000リバウンド」。NCAAディビジョン1でこれを達成したのは男子・女子を含め彼女だけである。
その活躍を見たレブロン・ジェームズは「彼女やばい!そのまま突き進めクイーン・サブリナ!」とソーシャルメディアに投稿。
また、親交のあるステフィン・カリーは、イオネスクについて、あらゆる才能と強い精神を兼ね備えた選手と称賛している。
オレゴン大のケリー・グレイブスコーチは「女子カレッジバスケットボールの歴史で彼女のような注目を集める選手は初めてです」と語る。
「男子のトッププレーヤー、それもバスケットボール界の顔とも言える選手たちからもサポートを受けている。こんなことないですよ。彼女はバスケットボール界に大きな、そして長期的なインパクトを与えると思います」
参考文献:
https://www.nbcsports.com/bayarea/warriors/wnba-draft-2020-sabrina-ionescu-selected-no-1-overall-liberty
https://www.nbcsports.com/northwest/oregon-ducks/lebron-james-shouts-out-oregons-sabrina-ionescu-after-yet-another-triple-double