女子クリケット、8万人を超える観客動員

コロナウイルスの影響は、世界中のスポーツ界に及んでいる。

オーストラリアもその例外ではなく、先週金曜日に予定されていたフォーミュラワンは中止に、オーストラリアン・フットボール・リーグは無観客試合を発表した。

その一方で、今月8日、オーストラリアのメルボルン・クリケット・グラウンドには8万6174人もの観客が押し寄せた。

お目当ては、ICC(国際クリケット評議会)が主催する女子T20ワールドカップの決勝戦。

T20(正式名称:トゥエンティ20)とは、クリケットの試合形式の一つで、通常のクリケットよりも試合時間が短い(通常は3~5日かかるが、T20は3時間弱で終わる)。

2003年、下火になりつつあったクリケット人気を再燃させるためにイギリスで誕生した。

日曜日の試合は、オーストラリア国内で開催された女子スポーツイベントで歴代最大の観客動員となった(ちなみに世界記録は1999年のFIFA女子ワールドカップ、アメリカ対中国で、9万185人)。

観客動員だけでなく、試合中継でも歴史的な数字をたたき出した。

フォックス・スポーツとナイン・ネットワークが中継したオーストラリア代表の初戦は、約45万人が視聴し、ICCが管理するネット中継の視聴数は7億を超えた。

大きな成功の裏には様々な要因があるだろうが、ICCが展開する「100%クリケット」というキャンペーンはその一つだと考えられる。

明日の投稿では、その具体的な内容について紹介します。

参考文献:
https://www.theguardian.com/sport/2020/mar/13/postponed-cancelled-or-business-as-usual-a-guide-to-australias-sport-events-during-coronavirus
https://www.sportspromedia.com/news/womens-t20-world-cup-womens-cricket-record-attendance
https://www.sportspromedia.com/opinion/womens-t20-final-record-mcg-australia-india-uswnt-lawsuit

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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