
今日4日、東京五輪の放映権を保有しているNBC Sportsは、同大会期間中のCMスポットの約90%が埋まったと発表した。
これによってNBC Sportsが得た広告収入は12億5000万ドルで、これは同テレビ局史上最高額である(これまでの最高はリオ五輪で12億ドル)。
IOCがRule 40を緩和したことなどが影響していると考えられる。
NBC Sportsのダン・ラビンジャー氏は「東京五輪への勢いは依然として強く、また、多くの人が注目する五輪という大会を企業は高く評価しています。その結果、広告枠は残りわずかとなっています」と言う。
また、ラビンジャー氏によれば、東京パラリンピック開催期間中のCMスポットはすでに完売しているという。
そしてNBC Sportsは、コロナウイルスのリスクに関しても説明している。
今週3日に行われた投資家向けのイベントで、NBC Sportsのブライアン・ロバーツ氏は「大きなイベントに携わる際には必ず保険に加入し、最悪の事態に備えている」と、仮に東京五輪の日程に変更があった場合も、金銭的ダメージは最小限に抑えられると強調した。
参考文献:
https://www.sportbusiness.com/news/nbc-sports-sets-new-olympics-sales-record-for-tokyo-2020/