以前の投稿でも説明した通り、2019年にAmazonは、ニューヨーク・ヤンキースの地方中継を担当するテレビ局YES Networkのオーナーグループに加わった。
そして今日、Amazonは、ヤンキースの公式戦21試合をPrime Video上でネット中継すると発表した。これは初めての試みだ。
プライム会員であれば無料で視聴することが可能だが、地理的な制約がある。
具体的には、ヤンキースのマーケットであるニューヨーク州、コネチカット州、ペンシルベニア州の北東部、そしてニュージャージー州の一部でのみ観戦することができる。
番組制作はYES Networkが担当し、Amazon以外にも複数テレビ局が同時に試合を中継するという。
Prime Video独自の仕掛けもある。Amazonの「X-Ray」と呼ばれる技術を活用し、試合を見ながらスタッツや選手情報を見ることができる。
Amazonのドノヒュー氏は「私たちはプライム会員に出来るだけ様々なコンテンツを、様々なデバイスを通じて提供したいと思っています。この試みは、他のローカルテレビ局、そしてヤンキースという最も愛されているスポーツチームと協働する機会となります」とコメントした。
参考文献:
https://www.geekwire.com/2020/amazon-inks-deal-stream-new-york-yankees-baseball-games-prime-video/
https://variety.com/2020/digital/news/amazon-prime-video-21-yankees-games-1203522258/
“Amazonのユニークなスポーツ中継戦略③” への 1 件のフィードバック