Amazonのユニークなスポーツ中継戦略①

スポーツのネット中継が広く浸透していくなかで、関係者の注目を集め続けているのが、Amazonである。

Amazonは、2018年からNFLの試合をAmazon Primeで中継している他、2021年からはUEFAチャンピオンズ・リーグの試合をドイツで、全仏オープンをフランスで中継することになっている。

Amazonの時価総額は1兆ドル。一方、スポーツ放送局最大手のESPNを保有するDisneyの時価総額が2550億ドル。

Amazonがその気になれば、スポーツ放送業界を大きく変えることも可能だろう。

スポーツリーグ・チームとしても、Amazonと提携することにはいくつもの利点がある。

まずは、同社が世界中に1億人以上のプライム会員を抱えており、その多くがテレビから離れつつある若い世代であること。Amazonがネット中継をすることでファン拡大の機会が生まれる。

もう一つは、Amazonが放映権の買い手となることで、放送局間の競争が激化すること。その結果、放映権料が高騰する可能性がある。

では、実際のところ、Amazonはスポーツ中継に本腰を入れているのか?これがいまいちわからないのだ。

ここ数ヶ月だけを見ても、PGA Tourのネット放映権など、いくつかの人気コンテンツにAmazonは手を出さなかった。

一体Amazonはスポーツ中継ビジネスをどのように捉えているのだろうか。

つづく。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2020/02/24/Media/Sports-media.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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