歴史的なスタジアムとネーミングライツ②

現在、ネーミングライツの販売を進めている歴史的なスタジアムが2つある。

一つ目はテキサス州ダラスにあるコットン・ボウル。

1930年に設立以降、「コットン・ボウル」というカレッジフットボールの試合を始め、NFLやMLS、FIFAワールドカップの試合にも使用されるなど、多くの市民から愛されてきた。

もう一つは、テネシー州メンフィスにある、リバティ・ボウル・メモリアル・スタジアム。

前回の投稿で紹介したロサンゼルス・メモリアル・コロシアムと同様、第一次・第二次世界大戦や朝鮮戦争で兵役を務めた市民の記念碑的な意味合いがある。

コットン・ボウルを所有するダラス市とリバティ・ボウル・メモリアル・スタジアムを所有するメンフィス市は、ネーミングライツの販売をスペクトラ社に業務委託した。

現在スペクトラ社は、ファンや市民の反発を抑えるような契約の形を模索している。

同社のリアム・ウェスロー氏は、「おそらく『コットン・ボウル』という名は残ると思います。その後に『presented by ○○』や『powered by ○○』という形で企業名がつくことになるかと」と言う。

「一方、リバティ・ボウルの場合は、施設名自体が変わる可能性もあります。その場合は、施設内の特定のエリアを退役軍人の方々に敬意を表すために使用するべきだと考えています」。

果たしてこれらの歴史的なスタジアムのネーミングライツ契約はどのようなものになるのか。そして市民はどのように反応するのだろうか。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2020/02/17/Facilities/Naming-rights.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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