ラボックの英雄パトリック・マホームズ

今週末はアメリカ最大のスポーツイベント、「スーパーボウル」。今年はサンフランシスコ・フォーティナイナーズ対カンザスシティ・チーフスの対戦となりました。

私の住むラボックではチーフスのファンが急増しており、スーパーボウルへの注目もより一層強く感じます。

なぜカンザスシティから遠く離れたラボックでチーフスファンが増えているかと言うと、テキサス工科大学出身のパトリック・マホームズが所属するチームだからです。

今日は事例紹介をお休みにして、ラボックでマホームズがいかに大きな存在かを写真を通して皆さまに体感して頂こうと思います。

アメリカには「カレッジタウン」という言葉があります。

単に「大学がある町」という意味ではなく「大学しかない町」、「大学があるから成立している町」という意味合いがあります。

したがって、カレッジタウンでは、カレッジスポーツが最大の娯楽であり全住民の注目の的となります。

なかでも、アメリカンフットボールと男子のバスケットボールは全米が注目するカレッジスポーツなので、住民の期待も段違いです。

ラボックは典型的なカレッジタウンで、テキサス工科大学のチーム(「レッドレイダーズ」と呼びます)が住民の誇りです。

昨年、男子バスケットボールが全米で2位になったときには、とんでもないお祭り騒ぎとなりました。

一方で、アメリカンフットボールはここ数年パッとせず、住民の期待に応えられていません。

そんななかでも一人異彩を放っていたのが、マホームズでした。

マホームズは卒業後チーフスに入団し、2018年にはMVPを獲得するなど、NFLを代表するクォーターバックに成長しました。

その間、ラボックの住民はマホームズをまるで遠方に住む我が子のように応援し続け、彼が所属するチーフスも応援するようになっていったのです。

それでは、マホームズがいかに大きな存在かを表す風景をいくつか紹介します。

まず1枚目は、ラボック空港の様子です。壁にでかでかとマホームズの写真と名前が張り出されています。

2枚目は、地元のお土産屋さんのど真ん中に設置された「マホームズ・コーナー」です。マホームズグッズとチーフスグッズが山積みになっています。

3枚目は、スーパーの入り口です。ジュースでチーフスのロゴを作っています。

そしてそのスーパーにはマホームズが宣伝する商品が並んでいます。

いかがでしょう。カレッジタウンで英雄になるということがどういうことなのか、お分かりいただけたでしょうか。

最後に、テキサス工科大学のアメリカンフットボールの試合で流れ、観客が大盛り上がりだったカントリーロードの替え歌パトリック・マホームズバージョンでお別れです。

皆さま、よい週末を!

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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