Dr. McLeodインタビュー⑦プロ・ラグビーの騒動

Q. 「プロ・ラグビーが起こした騒動」とはどのようなものだったのですか?

A. プロ・ラグビーは、当初、アメリカラグビー協会と「同リーグを唯一の認定リーグとする」という合意をしていました。

「認定リーグ」になると、そのリーグでプレーする選手がアメリカ代表の選考対象となる、ということを意味します。

逆に言えば、認定リーグでないリーグでプレーしてしまうと、どんなにいい選手であっても代表チームには入れません。

プロ・ラグビーはこの権利を独占的に保持していたため、代表チームに入りたい多くのトップ選手と契約することができたわけです。

ところが、協会はこの権利を他のリーグにも与えると示唆し、これにプロ・ラグビーが怒りました。

そして、対抗手段としてプロ・ラグビーは「所属選手との契約を切る」と言い出しました。

「大事なラグビー選手の権利を守りたいなら、我々を唯一の認定リーグにしなさい」と言うことで協会が折れることを期待したわけですね。

ところが結局状況は変わらず、プロ・ラグビーは選手との契約を打ち切り、リーグ自体も休止状態になってしまいました。

Q. では、選手は約束されていた給与を満額受け取っていないということですか?

A. そういう選手が相当数いると考えられます。

したがって「プロ・ラグビーはそもそも資金繰りに苦しんでおり、選手への給与支払いを逃れるため、協会に責任を転嫁した」と見る人もいます。残念ながら真相はわかりません。

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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