パドレスのリ・ブランディング

スポーツチームがロゴやチームカラー、ユニフォームなどを変えることによってそのイメージを刷新しようとする試みを「リ・ブランディング」と呼ぶ。

サンディエゴ・パドレスはMLB30球団のなかでも、最も頻繁にリ・ブランディングを行うチームとして知られている。たとえば、1990年代には3年連続でロゴを変更したこともある。

そのパドレスが今シーズンもまたリ・ブランディングを試みる。今シーズンまで使用した白と紺を基調にしたユニフォームから黄色と茶色を基調にしたものへと変更する。

これは球団設立当初に使用されていたユニフォームに近いデザインで、長年のファンからすれば懐かしい見た目になる。

このデザイン変更を発表する際に「Brown is back(茶色が戻ってきた)」というキャッチコピーを使用していることからも、パドレスがチームの歴史を尊重し、原点回帰しようとしている姿勢が見て取れる。

パドレスのウェイン・パーテロ氏は「過去50年間、我々が一貫していたことは『一貫性がなかったこと』です」と自嘲する。「我々は、このチームを明確に定義づけたいと考えました。そのなかでユニークなイメージを確立することが重要です。それによってファンはプライドを感じ、ユニフォームを身に着けたいと思うのです」。

なお、パドレスによれば、これを最後に、しばらくの間リ・ブランディングはしない予定だという。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/11/11/Franchises/Padres.aspx
https://www.espn.com/mlb/story/_/id/28046448/san-diego-padres-unveil-new-uniforms-brown-gold-color-scheme

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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