バーチャル・マラソン拡大中

以前の投稿で「バーチャル・マラソン」というユニークなキャンペーンを紹介した。

これは、ニューヨークシティ・マラソンを主催するNYRRが、同大会に抽選漏れで参加できないランナーを対象に立ち上げたキャンペーンで、個々のランナーが(勝手に)フルマラソンを走り、その記録をStravaというアプリ上で申告するという、いたってシンプルなものである。

指定された期間中であれば、どの時間帯でも、世界のどこからでも、バーチャル・マラソンに参加できる。

参加は無料だが、一定の金額(50~150ドル)を支払うと、次の年のニューヨークシティ・マラソン本選に招待されるチャンスが与えられる。

第1回となった2018年は、500人近くのランナーが世界中からバーチャル・マラソンに参加した。

そして第2回となる今年、なんとその登録者数は4000人を超えた。

市民ランナーの間に急速に浸透したバーチャル・マラソン。NYRRはそれをスポンサー獲得にも活用した。

先週月曜日、NYRRは大手自動車会社のボルボ・カーズとのスポンサー契約締結を発表。この契約によって、同社はバーチャル・マラソンの冠スポンサーとなった。

ボルボがこのスポンサーシップの価値をどのように最大化していくのか、その具体的な施策はまだ明らかになっていない。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/10/28/Marketing-and-Sponsorship/NYC-Marathon.aspx
https://www.nyrr.org/media-center/press-release/2019_1028_volvo

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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