NCAA、学生アスリートのエンドースメント契約を解禁へ

今日29日、NCAAは、学生アスリートが企業とエンドースメント契約を結ぶことを許可する方針を決定した。

今後、全米の学生アスリートは、自身の名前や肖像権を広告やグッズ製作等に使用し、収益を上げることができるようになる。

一方、NCAAは「プロスポーツとの違いをどう保つか」、「教育・大学生活が最も重要という価値観を今後も守っていくにはどうすればいいか」、「大学間の競争をフェアなものにするにはどうすればいいか」といったことを念頭に置いて新規則を作成することになる。

たとえば、大学の場所(大都市か田舎町か)などによっては、学生アスリートが結ぶ契約の金額に差が生まれるかもしれない。そうすれば、結果的に一部の大学に優秀な学生アスリートが偏る可能性も生まれる。そういったあらゆる可能性に対処できる規則(契約金の上限額を設定するなど)が求められる。

なお、NCAAは2021年1月までに新規則を制定する予定だという。

以前の投稿で説明した通り、先月末、カリフォルニア州で学生アスリートに収益を上げる権利を保証する法律が成立し、現在、10を超える州において同様の法案が議論されている。また、州議会だけでなく、国会でも同様の法案が提出されている。

それらの議員たちは、今回のNCAAの決定に拘わらず、引き続き法案成立の可能性を探っていくという。そうすることによって、NCAAが責任をもって新規則作成を進めるようプレッシャーを与えることができる。

参考文献:
https://www.espn.com/college-sports/story/_/id/27957981/ncaa-votes-allow-athletes-profit-likeness

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

“NCAA、学生アスリートのエンドースメント契約を解禁へ” への3件のフィードバック

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