ダラス・マーベリックスのオーナーとして有名なマーク・キューバン氏は、NBA2Kリーグのマブス・ゲーミングというプロeスポーツチームのオーナーも務める。
そのキューバン氏が、先週放送されたインタビュー番組のなかで、「アメリカにおけるプロeスポーツチームのオーナーはひどいビジネスだ」と語った。
キューバン氏は以下のように続けた。
「世界全体で見ればいいビジネスです。成長もしています。しかしアメリカ国内に関して言えば、eスポーツチームのオーナーというのは、ひどいビジネスです」。
「eスポーツに投資した人の多くは、ヨーロッパやアジアでの視聴者数とアメリカ国内の視聴者数に大きな開きがあることを十分に理解していなかったように思います」。
「アジアにはお金があります。韓国や中国ではたくさんのお金が動いています。じゃあアメリカではどうか。あまりないんですよ」。
ここ数年、アメリカでは多くの投資家がeスポーツに投資をしてきた。しかし、実際にeスポーツチームが放映権やスポンサーシップから上げる収益は、投資家が期待するレベルに達していない。
この状況が続けば、投資家が離れ、アメリカ国内のeスポーツ市場も収縮しかねない。