NBA、アフリカ支社設立を検討

先月下旬、NBAはリーグ会議のなかで、アフリカ支社設立の可能性について議論した。

NBAは、ここ数年、オフシーズンに「Basketball Without Borders」という選手育成プログラムをアフリカ各地で開催してきた。

2017年には、選手育成プログラムをより効率的に提供するために、NBA Academy Africaも設立した。

また、2015年と2017年にはヨハネスブルグで、2018年にはプレトリアで「NBA Africa Game」というエキシビションマッチを開催。三試合ともチケットは完売した。

そして今年、NBAはFIBA(国際バスケットボール連盟)と共同で、Basketball Africa Leagueを立ち上げることを発表した。

この新リーグは2020年に12チーム体制で始動予定。すでにNikeやJordan Brandとスポンサー契約を結んでいる。

このように、近年NBAはアフリカへの関与を強めてきた。その一方で、これまでの関わり方は草の根活動が主で、収益を上げることは重視されていなかった。

もしNBAがアフリカ支社を設立することになれば、スポンサーシップ等のビジネスを独自に展開し、収益を上げることが課題となる。

たとえば、NBAは2008年に中国支社(NBA China)を設立し、中国国内のスポンサーシップ営業等を任せてきた。現在では、アリババやテンセントといった巨大企業と契約を結ぶなど、NBAにとって重要な収入源となっている。

同様の効果がアフリカで望めるかは不透明だが、NBAが目指すのは「NBA Chinaのアフリカ版」ということになりそうだ。

関係者は「まだ検討を始めたばかりだ」と強調する一方、「そうなってもおかしくない。アフリカは最も成長の見込める市場だ」とも語った。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/09/30/Leagues-and-Governing-Bodies/NBA-Africa.aspx
https://pr.nba.com/nba-africa-game-2018-events/

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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