「レイブンズ・スカウツ」:ファンによるチケットセールス

ボルチモア・レイブンズは「レイブンズ・スカウツ(Ravens Scouts)」というプログラムを立ち上げた。

このプログラムでは、「レイブンズ・スカウト」となったレイブンズのファンが、家族や友人、同僚などのなかから、シーズンチケットやグループチケットを購入しそうな潜在顧客を見つけてくるというものである。

レイブンズ・スカウトはあくまでボランティア活動であり報酬は支払われないが、将来的には特典(チケット、旅費、選手と触れ合う機会など)が与えられる可能性がある。

初年度となる今年は24名がレイブンズ・スカウツに登録。レイブンズのBaker Koppelman氏曰く、将来的には、この数字を75~100まで増やしていくという。

レイブンズは、数年前までシーズンチケットの更新率が99%だったが、近年はそれが90%台半ばまで下がってきており、その対策が喫緊の課題となっていた。

Koppelman氏は「シーズンチケットは我々の生命線です」と言う。「町の皆さんが満員で活気のあるスタジアムを望んでいます。それが選手たちを後押しするからです。そのような状況をつくることが、このプログラムの目的の一つです」。

なお、レイブンズ・スカウツにどの程度の成果を期待するかに関しては、具体的な目標値は設定されていない。

同様のプログラムは、ボルチモア・オリオールズ(プログラム名:Designated Hitters)やカンザスシティ・ロイヤルズ(プログラム名:Royal Lancers)がすでに取り入れており、一定の成果を上げている。

参考文献:
https://www.baltimoreravens.com/tickets/scouts/
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/08/12/Franchises/Ravens.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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