フロリダ・ゲーターズの改革

全米でも屈指の人気を誇るフロリダ大学のアメリカンフットボールチーム(フロリダ・ゲーターズ)が、スタジアム・チケットの改革に着手している。

まずゲーターズは、総額600万ドルをかけて、本拠地であるBen Hill Griffin StadiumのWi-Fi環境を整備した。

また、過去3年間で3人のスタッフを雇い、モバイルチケット、データ・アナリティクス、収益拡大といった部門を強化した。

これらの取り組みの一つの成果が、今シーズン導入されるモバイルアプリである。

このアプリは、ファンが観戦をよりストレスなく、より楽しめるようにデザインされており、チケットのダウンロード、座席変更、飲食・グッズの購入、その他試合観戦のあらゆる場面で利用できる。

さらに、報道によれば、ゲーターズは来年にもBen Hill Griffin Stadiumをキャッシュレス化することを検討しているという。

フロリダ大学体育局長のScott Stricklin氏は「これらの取り組みは、我々の生きる社会の流れに沿ったものです。もしスタジアムを時代遅れのものにしてしまったら、ファンは離れてしまいます。人々の習慣が変わっていく方向に私たちも向かわなければなりません」と言う。

ゲーターズの取り組みのもう一つの目的は顧客情報の収集である。

スタジアム内のWi-Fiに繋ぐためには、メールアドレスを登録することが義務付けられる。

また、モバイルアプリを利用して飲食やグッズを購入した場合、その購入履歴はチームのデータベースに記録される。

そういったデータを分析することで、さらなるファン拡大に生かすのである。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/07/08/Colleges/Florida-WiFi.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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