サブスクリプション・チケット③NBAの事例

プロリーグではMLBがいち早く取り入れたサブスクリプション・チケットは、現在、他のリーグにも浸透しつつある。

NBAでは、2018-19年シーズンに、サクラメント・キングスとミルウォーキー・バックスがサブスクリプション・チケットを導入した。

キングスのサブスクリプション・チケットは、月額49ドルで、購入者はその月に開催される全ホームゲーム(最大7試合)を観戦できる。

MLBのBallpark Passでは立ち見スペースからの観戦が一般的だが、キングスのサブスクリプション・チケット利用者には座席が割り当てられる。

具体的には、コートから離れた上層階の座席で、割り当てられた座席は試合の約4時間前に通知される。

このサブスクリプション・チケットは好評を得て、「毎月2,100人」までという販売数の上限が設けられたほどだった。なお、キングスは、2019-20年シーズンも同様のチケットを販売する予定である。

バックスも、いくつかのサブスクリプション・プランを試した。キングスと同様に試合日にチームが観客の座席を割り当てる形式や、5試合分を観客が自ら座席を選ぶ形式などが試された。

バックスのJamie Morningstar氏は「サブスクリプション・チケットが有効な場所・形は必ずあります。我々はそれを見つけるために創造力を働かせているところです」と言う。

NBAはMLBよりも試合数がはるかに少ない分、サブスクリプション・チケットのデザインには異なるアイデアが必要になるが、多くのNBAチームがその可能性を肯定的に捉えている。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/06/17/In-Depth/Tickets.aspx
https://www.nba.com/kings/pass

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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