スタジアムに早く来てもらうにはどうすればいいのか③

マイアミ・ドルフィンズの本拠地Hard Rock Stadiumでは、Centerplateが伝統的なテイルゲーティング文化を醸成しようとしている。

テイルゲーティングとは、試合前にスタジアム周辺の駐車場等でバーベキューやゲームなどを楽しむ現象のことである。

元々は、それぞれのファンがテイルゲーティング用の食料を大量に持ち込んでいたが、近年はファンが手ぶらで来て現地で必要なものを調達できるようなサービスを提供する会社が現れている。

Hard Rock Stadiumでも、Centerplateがビール、水、氷、チームグッズなどを揃えたコンビニを設置し、バーベキュー用のグリルも用意している。

また、2019年シーズンからは、相手チームファン専用のエリアも設置する予定だ。

テイルゲーティングでは、お酒を飲むファンも多く、ファン同士のトラブルが起こる可能性がある。専用エリアの設置は、相手チームファンが安全にテイルゲーティングを楽しめるための施策なのである。

ちなみに、12月1日のフィラデルフィア・イーグルス戦においては、すでに2500人のイーグルスファンがテイルゲーティングの予約をしているという。

さて、これまでの投稿に何度も出てきているCenterplateだが、これはスタジアムやアリーナのコンセッション管理会社である。

アメリカでは、Centerplateの他にもLevyやAramarkといった企業がコンセッションを管理することが一般的である。

上の写真は、コンセッション管理会社の名前と担当するスタジアム・アリーナの割合がまとめられている。

「In-house」は、チーム・スタジアム所有者が自らコンセッションを管理するという意味で、この表からわかるように、その割合は非常に低い。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/07/08/In-Depth/Concessions.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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