サッカーワールドカップにおける男女の差③

先週11日、サッカー女子アメリカ代表のAlex Morgan選手は、最優秀女性アスリート賞を受賞した。

そこで彼女は「ワールドカップが終わった今、私たちは国内リーグを成長・拡大させていかなくてはなりません」と語った。

現在、アメリカのプロリーグNational Women’s Soccer League(NWSL)は、人々の興味を集めているとは言いづらい状況にある。

今シーズンの平均観客数は6,069人。9チーム中7チームは観客数を前年から落とした。

「ワールドカップの盛り上がりを国内リーグに生かさなければならない」という意見は日本でもよく聞くが、それと同じことをNWSLの各チームも考えている。

たとえば、ポートランド・ソーンズFCは、各国の代表メンバーに選ばれた同チームの選手に注目した限定グッズを販売した。

ソーンズFCにKatie Simons氏によれば、新発売のスカーフとTシャツは最も人気のグッズで、その売上はMLSのポートランド・ティンバーズの人気グッズよりも大きいという。

ワシントン・スピリッツは、今回のワールドカップだけでなく来年の東京オリンピックでの活躍も見越した戦略を立てており、同チームの目標はシーズン・チケットの売上、スポンサーシップ、そして観客動員を現在の3倍にすることだという。

その手始めとして、スピリッツは、同じワシントンDCに拠点を置くNFL、WNBA、MLSのチームとのクロス・プロモーションを企画している。
また、スポンサー企業のソーシャルメディアを用いたチケット販売なども行い、潜在的なファンにアプローチしている。

ノースカロライナ・カレッジは、7月21日のホームゲームを「ワールドカップおかえり試合」と名付け、チケットの値下げを含むプロモーションを行う。

参考文献:
https://www.usatoday.com/story/sports/ftw/2019/07/11/alex-morgan-joke-espys-female-athlete/39673407/
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/07/15/Leagues-and-Governing-Bodies/NWSL.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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