ウィンブルドンのビジネス戦略①施設開発

現在開催中のウィンブルドン選手権。今年の大会開催前に、同大会のビジネス上重要な変更がいくつかなされた。

ウィンブルドンのビジネス戦略に関してこれから数日に渡って解説したい。

まず触れるべきは、大会施設に関する変更である。

今大会開催前、選手の控室や練習場を含む、計40以上の施設開発プロジェクトが完了した。

そのなかでも特筆すべきは、8800万ドルをかけた移動式屋根の設置だ。

昨年までは、決勝戦などが開催される「センターコート」にのみ移動式屋根がついていたが、今大会から「No. 1コート」と呼ばれるコートにも同様の移動式屋根が新設された。

また、同時に、同施設の収容人数も1,000人から12,345人に増加した。

All England Lawn Tennis ClubのMick Desmond氏は「移動式屋根が最も重要な施設上の変更です。これによって、天候状況に関係なく試合開催が保証されているコートが2つに増えました。雨が降っても27,000人は必ず観戦でき、放送局にとっても2試合は必ず放送できるという状況ができました」と説明する。

ちなみに、他のテニス四大大会では、全米オープンは2会場、全豪オープンは3会場に移動式屋根が設置されており、全仏オープンは1つ目の移動式屋根が来年設置予定だ。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/06/24/Events-and-Attractions/Wimbledon.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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