今週20日、アメリカではNBAのドラフト会議が開催される。
Turnkey Intelligenceは、そこで指名される可能性の高い75選手に注目して、彼らがどのようにソーシャルメディアを活用しているのか、調査を行った。
ちなみに同社はNFLのドラフトの際にも同様の調査を行っており、本ブログでもその結果を紹介した。
これらの調査の結果、NFL候補者と比較して、NBA候補者のほうが;
・積極的にソーシャルメディアを活用している
・過去投稿を削除する傾向が弱い(そもそも削除する必要のある投稿が少ない)
・非難を受けそうな投稿を避ける傾向が強い
といった特性が明らかになった。
より詳細な調査結果は以下の通り。
- ソーシャルメディアに投稿する頻度
・週に数回(80%)
・日に1-2回(19%)
・日に3回以上(1%) - 過去の投稿をどのくらい削除しているか
・全く削除していない(48%)
・1-99投稿(37%)
・100-499投稿(13%)
・500投稿以上(1%) - 社会的・政治的なメッセージを発信しているか
・積極的に発信している(0%)
・他者の社会的・政治的なメッセージを「いいね」・リツイート・シェアするが、自らの意見を投稿することはない(8%)
・社会的・政治的なメッセージは一切表明しない(76%) - NBAのチームに関する投稿はしているか
・指名されたくないチームに言及(0%)
・できれば指名してほしくないチームに言及(12%)
・好きなチームに言及、そのチームの投稿に「いいね」をする(1%)
・一切触れない(87%) - 乱暴な言葉や表現は使っているか
・特定の個人やグループに対する中傷や攻撃的な表現を使用(4%)
・FワードやNワードを使用(13%)
・試合に向かう興奮などポジティブな感情を表現するために不適切な言葉を使用(20%)
・不適切な表現は一切使用しない(63%)
参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/04/22/Research-and-Ratings/NFL-prospects-social-media.aspx
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/06/17/Research-and-Ratings/NBA-prospects-social-media.aspx