Dr. Sandersonインタビュー⑤ ソーシャルメディア戦略

Q. ソーシャルメディア戦略の立て方について教えてください。

A. まずは、アプローチしたいターゲットを特定し、そのターゲットの性質に基づいて活用するプラットフォーム、投稿するコンテンツ、ハッシュタグなどを決めていきます。

たとえば、60歳の人々にアプローチしたいならSnapchatよりFacebookのほうが効果的でしょう。若い世代にアプローチしたいなら、その世代で流行している言葉をハッシュタグにするのもいいかもしれません。

また、全く同じ人でも、状況によって利用するソーシャルメディアが異なることがあります。

たとえば、ユニークな写真や動画を見たいときはInstagramに行くかもしれないし、試合中継中の他者のリアクションが見たいときはTwitterに行くかもしれない。

したがって「人々がどんなコンテンツを求めてそのソーシャルメディアを利用するのか」を考え、それに沿ったコンテンツを提供することが重要です。

また「自分たちがどのような目的でソーシャルメディアを活用するのか」を明確にすることも重要です。

組織によっては、リソース不足で、管理できるソーシャルメディアが限られているケースがあります。そのとき、Facebookを使うのか、Twitterを使うのか、Instagramを使うのか。これはその組織の目的・目標を基に決定されなければいけません。

「あの会社が使っているからうちも使う」という曖昧な理由では効果的な活用は難しいでしょう。

Q. そう聞くと当たり前のことばかりですね。マーケティング戦略を立てる作業となんら変わらない気がします。

A. まったくその通りです。しかし、それがソーシャルメディアのこととなると「とにかく使わなきゃ」と思い、包括的な戦略を立てることなく、出せる情報を無作為にどんどん出してしまう組織が多いのです。

ソーシャルメディアはあっという間に浸透してしまいました。その結果、「あの会社がTwitterをはじめたから自分たちも始めなきゃ」「今度はInstagramもやらなきゃ」と焦って始める組織がたくさん出てきました。そういった組織にとって、前もって戦略を練ることは難しかったのだと思います。

しかし、そのような使い方では人々の興味は惹けません。関係は築けません。戦略は絶対に必要なのです。

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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