2019年5月29日、SoFi社が、カリフォルニア州イングルウッドに建設中の新スタジアムのネーミングライツを獲得したと報じられた。
SoFiは、学生ローンの借り換えなどを専門にする金融会社で、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く。
同社は、カレッジスポーツの人気カンファレンスであるBig Ten ConferenceやPac-12 Conferenceの大会やNBAのプレーオフのスポンサーになるなど、スポーツ業界で存在感を強めている新興企業の一つである。
新スタジアムは、NFLの2チーム(ロサンゼルス・ラムズとロサンゼルス・チャージャーズ)の本拠地となる予定で、7万2000人収容。その建設費は52億ドルに上る。
ネーミングライツの契約内容は明らかになっていないが、報道によれば、20年契約でSoFiは毎年2000万ドルを支払うことになるという。
新スタジアムは、2020年のオープン後、ラムズとチャージャーズの試合だけでなく、2022年のスーパーボウル、2023年のカレッジ・フットボール・プレーオフ、そして2028年のロサンゼルスオリンピックといったメガイベントの開催地となる予定で、これが今回の契約に影響を与えたと見られる。
参考文献:
https://www.venuesnow.com/sources-sofi-putting-name-on-inglewood-stadium/
https://www.latimes.com/sports/nfl/la-sp-sofi-naming-rights-nfl-stadium-inglewood-20190529-story.html
“SoFi、アメフト新スタジアムのネーミングライツ獲得へ” への 1 件のフィードバック