日本人には馴染み深い「絵文字」。実は英語でも「Emoji」と呼ばれる。
このEmojiをマーケティングに生かそうとするスポーツチームがある。
ノートルダム大学やオレゴン大学などの40以上のカレッジスポーツチームや、野球独立リーグのAtlantic Leagueは、独自のEmojiを制作しソーシャルメディアやメールで使用している。
独自のEmojiを作る際には、YourMojiというアプリが活用される。
YourMojiを制作したFotobom Mediaという会社によれば、「人々が写真やビデオなどのコンテンツをシェアする際、メールやFacebookメッセンジャーのような特定の相手に送る場合が84%を占める。逆に、FacebookやTwitterのタイムラインを使って不特定多数の人にシェアするのは残りの16%に過ぎない」という。
「今日、多くの会社が『ソーシャルメディア用の予算』を組むが、その9割以上は、タイムラインをどう使うかに主眼が置かれており、この一対一のコミュニケーションは見落とされている」。
チームが作った独自のEmojiはYourMojiを通じてファンも手に入れることができる。チームはファン同士の会話の一部になることができるのである。
また、スポンサー企業も一定の料金をチームに支払えば、チームEmojiを自社の宣伝に使用することができる。
参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2016/04/04/Marketing-and-Sponsorship/Emojis.aspx
https://www.fotobommedia.com/for-marketers