「ジェネレーションZ」とは何者か①

現在、アメリカで存在感を強めているマーケットが「ジェネレーションZ(Generation Z)」だ。

ジェネレーションZは1990年代後半から2000年代半ばに生まれた人々を指す言葉で、省略して「Gen Z」とも呼ばれる。

この世代の多くはすでに大学を卒業し、働き始めている。現在、より大きな購買力を持ちつつあるのだ。

加えて、ジェネレーションZは、物心ついたころから携帯電話やインターネットに触れており、その消費行動は他の消費者とは異なる。従来のマーケティング手法に頼っていては振り向いてもらえない。

では、ジェネレーションZの顧客を獲得するためにはどうすればいいのか?

Sports Business Journalは、ジェネレーションZに関する特集を組み、その特徴をまとめている。今日と明日の投稿では、その一部を紹介したい。

まず、Dynata社はジェネレーションZを対象にアンケート調査を行った。この調査によれば、回答者の77%が「お金を使うならモノよりも体験できるものがいい」と答え、同じく77%が「特別な体験をするためなら出費は二の次」と回答した。

また、83%が「企業は、すべての顧客を一律に扱うのではなく、その顧客のためにカスタマイズした体験を提供することが重要」と言い、78%が「企業は、顧客との間に感情的なつながりを築くことが必要」と答えた。

ここから、ジェネレーションZが「貴重でユニークな経験」を欲していることがわかる。この特性はスポーツと親和性が高い。

では、ジェネレーションZはどのようにスポーツを楽しんでいるのか。それはまた明日。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/04/01/In-Depth/Gen-Z.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

“「ジェネレーションZ」とは何者か①” への 1 件のフィードバック

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